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【 出会いの場 その2 】結婚相談所
おはよう!今日もさっそく婚八先生の「東京婚活マニュアル講座」をはじめます。
今回のテーマは出会いの場としての結婚相談所について。知っているようでじつは知らない、わかっているようで本当は勘違いしている・・・そんな結婚相談所についてくわしく説明していきます。なるべく早く結婚したいという人、この項目は重点的にチェックしておくように。
他力本願か自力でがんばるか? 結婚相談所は大きく分けて2タイプ
結婚相談所は大きく分けると2つの種類があります。「結婚のプロと二人三脚で婚活する仲人・仲介型」と「自力で婚活したい人向けのデータマッチング型」です。ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
結婚のプロがしっかりお世話してくれる、仲人・仲介型
「仲人・仲介型結婚相談所」とは、アドバイザーやカウンセラーといった“結婚のプロ”が、昔の仲人さんのように結婚相手を紹介してくれて、お見合いを仲介してくれるシステムのことです。異性とのコミュニケーションが苦手な人や、希望する結婚の条件を満たす相手と出会いたい人に選んでもらいたいのが、この仲介型の結婚相談所。自分で相手を探すというよりは、「このかたならアナタときっとうまくいきますよ」と紹介してもらうのがメイン。お見合い相手が見つかり、お互いに会ってもいいということになれば、仲人さんがお見合いをセッティングしてくれます。
「恋愛氷河期」ともいわれる現代では出会いそのものがないですし、未婚率も上がる一方で危機的状況にあるわけですね。ですから、お見合いをセッティングしてくれて、ファッションや立ち居振る舞いまでアドバイスしてくれて、交際スタート後も相談にのってくれる・・・そんなかゆいところに手が届く結婚相談所がいま、見直されているのだそうですよ。交際期間の目安は3ヵ月、結婚が決まるまでが平均して7ヵ月だといいますから、とても効率の良い婚活ができるのが特徴です。
結婚まで無事こぎ着けた場合、成功報酬として「成婚料」を支払うのが一般的ですが、結婚相談所によっては月会費を高めに払って成婚料は無料、というところもあります。キミたちにどれくらいの支払い能力があるかによって、結婚相談所やプランを選ぶようにすれば問題ないでしょう。
最後にもうひとつ。仲介型結婚相談所のメリットのなかでもかなり重要なポイントなのですが、たとえばお見合い相手と交際してみたものの、最終的にお断りする、またはされることがあります。非常に気まずいシーンですよね?できれば経験したくない。仲介型の場合は、この最終意思の伝達を代行してくれるので、直接相手にお断りすることもされることもありません。当たって砕けて、撃沈!なんてことになると、ダメージから回復するまでに時間がかかりすぎますから、これは助かります。結婚相談所のカウンセラーやアドバイザーとの相性が気になるところですが、プロの手腕で質の高い婚活ができるケースのほうが多いようです。
希望条件にマッチする相手を自分で探す、データマッチング型
データマッチング型は、積極性やコミュニケーション力が必要になるタイプの結婚相談所です。ひと言でデータマッチング型、といっても結婚相談所によってシステムに若干の違いはあるのですが、基本的には会員登録したデータベースにアクセスして、希望条件に合う異性をコンピューターが見つけ出すというのがデータマッチング型結婚相談所。年齢や職業、年収や趣味などさまざまな項目を入力して自分のプロフィールページを作成すると同時に、結婚相手に望むさまざまな条件についても入力。すべてのデータ登録が完了すれば即、活動がスタートできます。
実際に店舗まで出向かないと会員の詳細データが閲覧できない結婚相談所もありますが、最近ではスマホでもサクサク婚活できるような便利なシステムになっているようです。通勤電車の中や自宅で結婚相手が探せるなんて・・・先生にはちょっとカルチャーショックでしたが、いやはや、便利な時代になったものですね。
とにかく、自分主導で「自分が求める結婚相手の条件」をベースに、なるべくたくさんの候補者にアプローチするのがデータマッチング型結婚相談所の活動方法です。良くも悪くも自己責任になりますが、婚活サイトや婚活アプリとの違いは、「お見合いや初デートなど大切な局面ではプロのアドバイスがもらえる結婚相談所もある」という点。
ただしデートやお見合いの約束を取り付けるところから、交際するかしないかの返事まですべて自分でやらなければいけないプランと、サポートしてくれるプランとは料金が違うケースがほとんど。有料オプションを選ばないとなにもしてくれない結婚相談所もありますので、入会時にサービス内容についてしっかり確認しておくようにしましょう。
結婚相談所のメリット・デメリットとは?
それでは一体、結婚相談所を利用するメリットとはなんでしょうか?また逆にデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。効率よく結婚できる婚活方法であることは間違いありませんが、入会する前にメリットとデメリットを知っておかないと、まさに後悔先に立たず。キミたちにぜひ知っておいてほしいポイントを先生がまとめておきました。なにごとにも“予習”は必要ですよ!
メリット
結婚相談所のメリットは、入会前に必ず審査があるため「相手の身元がしっかり確認できている」ことと、「短期間で結婚できる」ことです。
結婚相談所では入会を決めた時点で、生年月日や仕事内容、家族構成や収入など詳細な個人プロフィールを作成するのですが、ウソや偽りがないことを確かめるため、身分証明書や独身証明書の提出などが求められます。結婚相談所によっては「喫煙しない」人しか入会できないところもありますし、プランによっては「年収いくら以上」という条件が課せられているものもあります。
結婚相談所の場合は、一定の審査を通過した人しか会員にはなれません。したがってお見合い前に確認できる会員のプロフィールにはウソがありませんので、「この人、本当のことを言っているのだろうか」という不安はあらかじめ解消されるわけです。婚活初心者の場合は特にどこまで相手を信じていいのか不安を感じると思いますので、結婚相談所が相手の調査をしてくれて「安心安全な婚活」ができる、というメリットはとても重要なポイントです。
そして最大のメリットは、「数ヵ月から1年以内に結婚できる(可能性が高い)」ということ。結婚相談所の会員は「お金をかけてまで結婚したいというモチベーションの高い人」しかいないので、結婚までスピーディに進むケースが多い。別に恋愛相手を探しているわけではありませんからね。
結婚相談所は基本的に「1年以内に結婚する」ことを目指してプランを設定していますので、ある意味無駄がありません。結婚するためのお見合いを効率よく何回か繰り返し、交際3ヵ月ほどで結婚するかしないか決断するパターンがほとんどなので、相性の良さが確認できれば結婚までトントン拍子で進みます。
年齢などを考慮して結婚を急いでいる人、一日も早く結婚してご両親を安心させたいという人、海外赴任などでなるべく早く結婚相手を見つけたい人などは、多少の出費は覚悟して結婚相談所の扉をたたくべきだと、先生は思います。
デメリット
結婚相談所のデメリットをあげるとすれば、「ある程度まとまったお金がかかる」ことと、「結婚相談所独自のルールと活動方針に基づいて婚活しなければいけない」ことです。
婚活サイトや婚活アプリの中には、制限つきながら「無料で婚活できる」ものがありますし、婚活パーティーは参加費だけ支払えば気軽に参加できます。ところが結婚相談所に入会するためには、入会金などの初期費用が10~20万円程度かかりますし、月会費が数千円から2万円程度かかってしまいます。
なかには月会費が0円、なんてサービスもあるようですが、結婚が決まって結婚相談所を退会する際に支払う「成婚料」や、お見合いのたびに「お見合い料」が発生するなど、なにかと費用がかさんでしまいます。幸せな結婚をするための投資、と思えればよいのですが、定職についていない人や収入が不安定な人にとっては、結婚相談所の費用が重くのしかかるというデメリットがあるのは事実です。
さらにもう1点。結婚相談所にはそれぞれ、活動する際に守らなければいけないルールが存在します。先ほども説明しましたが、入会時に独身証明書・身分証明書・勤務先証明書など、様々な書類が必要になりますし、カウンセラーに身なりやマナー、話し方までアドバイスされたり、場合によっては「自分を変えないと結婚できませんよ!」と厳しく指導される・・・なんてケースもめずらしくありません。会員を結婚に導くのが結婚のプロとしての仕事ですが、目標を達成することに必死で、多少強引に感じることがあるかもしれません。
データマッチング型の場合は、異性と出会って結婚を決めるまでノータッチの場合もありますのでケースバイケースですが、だれかに引っ張ってもらわないと決断できない人や、自分を変えたい、変わりたいと思っている人なら、逆にアドバイスを活かして変身を遂げるチャンスでもあります。これをデメリットととるか、メリットと考えるかはキミたち次第。
さて、ここまで読んでどう感じたかな?結婚相談所のメリットとデメリットは理解できましたか?お金をかければ絶対にうまくいく!というわけではありませんが、「なにがなんでも結婚したい」と強く思っているのであれば、多少のデメリットには目をつぶるという発想も必要。
それから最後に注意してほしい点がひとつ。大手結婚相談所や名の知れた結婚相談所の場合は問題ないのですが、あまり聞いたことがないような個人経営の結婚相談所の場合、まれに料金システムや会員数、プライバシー保護などの面でアバウトな経営をしているところもあるようですから、「結婚相談所 詐欺」などと検索して、どのような点に気をつけるべきかチェックしておくと良いでしょう。予習・復習をおこたらないようにして、安心安全な結婚相談所を選ぶようにしましょう。
結婚相談所で婚活を成功させるための基礎知識
ここからは、結婚相談所を初めて利用する婚活初心者のキミたちが知っておくべき「5つの基礎知識」をレクチャーしていきます。
1.結婚相談所によって違うサービス・料金
いざ、結婚相談所を選ぼうと思っても、料金設定がバラバラで、何を基準に選べばいいか分からないと言うそこのキミ。今から簡単な料金の見分けかたを教えますからね。
結婚相談所には入会金が安いところ、月会費が安いところ、成婚料がないところなど、さまざまです。一つひとつの項目を見るとバラつきがありますが、全体を合計した料金を見てみると相場がどれくらいか分かります。
結婚相談所を比較検討するときにチェックすべき項目
- 入会金
- 契約料・データ登録料・アドバイス料など
- 初期活動費
- 写真撮影やデータ掲載など活動開始に必要な費用
- 月会費
- サービスを受けるために毎月必要な基本料金。
- お見合い料
- 1回あたりのお見合い料。月会費に含まれるところと、そうでないところがある
- 成婚料
- 結婚が成立したら支払う費用。どこからが結婚成立かは相談所によって異なる
- 1ヵ月に紹介してもらえる人数
- お見合いコースや支払い料金によって変動
2.聞きなれない単語ナンバー1「独身証明書」
その名の通り独身を証明するものです。結婚相談所の多くはこの「独身証明書」の提出が義務となっています。既婚者が独身と偽り、詐欺を働くケースもあるからです。信頼を得るための証明書になります。
独身証明書は住民票のある市区町村で取得することができます。忙しい人は郵送や代理人にお願いして取得することも可能です。詳しいことは住んでいる場所の市区町村の役所で確認してください。また、結婚相談所が有料で代行してくれる場合もあります。
3.プロフィールで自分を上手にアピールするコツ
プロフィールは相手に自分を知ってもらうためのものです。短すぎるものや、マイナスな印象になるものは避けましょう。だからといってウソをつくのもNG。今から伝える3つのポイントは必ず抑えておきましょう。
1. 性格・価値観はポジティブな表現を心がける
「短気」ではなく「感受性が豊か」とか、「お調子者」ではなく「協調性がある」などです。会う前から悪い印象を与えたらチャンスすら巡ってきませんよ。自分を魅力的に見せる表現を心がけて自分が魅力的な人間であることをアピールしてください。
2. 趣味などはより具体的に書く
「読書」「映画鑑賞」「料理」などと単語だけ並べても、多くの人が同じことを書いています。それでは沢山あるプロフィールの中に埋もれてしまいます。読書なら最近何を読んだか、映画なら何がおすすめか、料理なら得意料理は何かなど、会話のネタにできるようにできるだけ具体的に書きましょう。ただし、読んでもいないものや観てもいない作品を書いてしまうとあとで恥をかきますのでご注意を。
3. 理想の条件をあまり細かく書かない
年収・容姿・性格など相手に求めることはいっぱいあると思いますが、間違ってもここでその条件をすべて上げないでください。プロフィールを見ただけで「自分には無理だ」「理想の高い人は遠慮しておこう」と相手は敬遠してしまいます。誰にでも当てはまりそうな、ごくごく一般的な内容にしましょう。
この人に会いたいと思わせる魅力的なプロフィールを作成することが成功のカギを握ります。間違っても肩書きの自慢やハードルの高い理想を掲げないように。結婚相談所によっては上手なプロフィールの書き方をレクチャーしてくれるところもあるようです。結婚のプロがアドバイスをしてくれるのであれば、ぜひそのコツを聞いて書くようにしましょう。蛇の道は蛇、ですよ!
4.プロフィール写真を撮るときに気を付けたいポイント
プロフィールで最も重要なのは写真です。容姿を見て、その人のことをもっと知りたいかどうかが決まるといっても過言ではありません。次のステップに進むためにも写真には気合をいれましょう。結婚相談所によっては、撮影スタジオと契約していたり、ヘアメイクやファッションコーディネートまでしてくれるところもありますので、入会時にどのようなサポートがあるか、しっかり確認しておくように。
ただし気合をいれすぎて、やたらに修正を加えるのはおすすめできません。画像加工の技術は進化していてどのような人でもキレイに修正することができますが、実際会ったときに相手はどう思うでしょうか。写真と現実のギャップに驚き、落胆するはずです。これでは次に繋がりません。あくまでも、自分の魅力を最大限に引き出すようにすることがポイントです。
5.結婚相談所の「交際」はふつうの交際とは違う!?
結婚相談所での「交際」は一般的な男女のお付き合いとは異なります。交際をスタートしたからといって、いきなりキスしよう、なんてこと絶対にしないでください。ここでの「交際」は、相手のことをもっと知るために設けられた期間です。この期間をいかに大切に過ごすか、どう自分をアピールするかで、本当のお付き合いに発展するかどうかが決まります。
そして、結婚相談所における交際期間の最大のメリットは、複数の人と同時にお付き合いできるところです。同時に付き合う、と聞くと二股、三股じゃないか・・・と思うかもしれませんが、勘違いしないでくださいね。あくまで「結婚相手として正式な交際に発展させるかどうかを検討する」という意味で、同時に交際する、という意味ですから。
相手の異性もキミと同じように「この人がいいか、あの人のほうが理想か」と悩みながら、複数のお見合い相手とデートをしている可能性がありますので、気を抜いていてはダメですよ。本命、と心に決めたら迷わず積極的にアタックしなければライバルに先を越されてしまいます。それこそ、後の祭りです。タイミングを逃さず、結婚したいという気持ちをしっかり伝えましょう。
(番外編)結婚相談所で出会った相手でも恋愛できるのか?
結婚相談所で出会った人と恋愛することと、普段の生活の中で出会った人と恋愛することは何が違うのでしょうか?はじめから結婚相手候補として見てしまうと、恋愛感情はわかないものでしょうか?その答えは、ノーです。出会いのきっかけが違うだけで、相手に魅力を感じなければ、結婚したいと思わないはず。結婚のプロから紹介されなければ出会えなかった相手、という違いがあるだけです。
真剣交際に発展してしまえば、どこで出会ったかなんてどうでもいいことですよね?要するにお互いの気持ちが通い合えば、交際は成立しますし結婚だってできるわけです。友人の紹介や会社の同僚との結婚が理想・・・などと思い込まずに、安全で安心な出会いの場を提供してくれる結婚相談所で始まる「恋愛」もある、と思って大丈夫。ふつうの恋愛にはタイムリミットがありませんので何年も交際が続く場合がありますが、結婚相談所の恋愛は3~6ヵ月という短期間で「結婚するか、結婚しないか」を決めなければいけない、というところが最大の違いではないでしょうか。
結婚相談所の口コミに学ぼう!
今度は結婚相談所を利用した人たちの口コミをチェックしてみましょう。先輩たちの貴重な実体験からは学ぶものが多くあるはずです。
- 結果が出るなら安いもの(32歳/女性)
大手の結婚相談所を利用して8ヵ月の婚活。そこで出会った彼と結婚しました。かかった金額は20万円以上。やっぱり高い!それでも成果の出ない合コンやお見合いパーティーを繰り返すよりは…と思って、相談所を利用したのは正解でした。ちゃんと結婚できたんだから20万円くらい安いものです! - アドバイザーの対応に不満(30才/女性/会社員)
相談所で知り合った人と8ヵ月付き合ったのですが成婚しませんでした。その結婚相談所には1年5ヵ月在籍しましたが、だんだん紹介される男性のレベルが落ちてきて、これ以上は見込みがないと思い退会。アドバイザーの対応が雑で、あまり相談にのってもらえなかったのも不満でした。評判のいい相談所だったので入会したのに残念です。 - わずか2ヵ月で運命の出会い(20代/女性)
軽い気持ちで入会したのですが、入会直後に300人近くから申し込みがきて驚きました。2ヵ月間その相談所で婚活して、今の彼に出会いました。現在交際半年、来年には入籍の予定です。彼は友達3人と同時期に入会したそうで、そのお友達も相談所で出会った人と去年結婚しました。マイペースに婚活ができたので、入会して良かったです。
婚活中のキミたちへのアドバイス
最後に先生からキミたちに贈る言葉です。先生は、結婚相談所での婚活が成功しそうな生徒は、こんな人だと思っています。
結婚相談所に向いている人
- 考え方が柔軟で、人の提案を素直に受け入れられる
- コンプレックスを克服しようという前向きな気持ちがある
- 自分磨きへの投資は惜しまない
- 人の欠点ではなく良いところを見ようとする
- 結婚へのモチベーションが高くすぐにでも結婚したいと思っている
これらの項目に当てはまる人は、結婚相談所を活用して婚活を成功させることができるのではないかと思います。正直、結婚相談所に入会するためにはある程度のお金がかかります。結婚を軽い気持ちで考えている人には、おすすめできません。それでも本気で結婚したい、結婚できない自分を変えたい!と思っているキミには、ぜひ結婚相談所を利用してみてほしいと思います。