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3回目のデートで雌雄を決する!
7. 「婚活ゴール」or「最後通告」
3回目のデートで雌雄を決する!
おはよう!今日もさっそく婚八先生の「東京婚活マニュアル講座」をはじめます。
さて、「初デート」と「2回目のデート」という難関を突破して、「3回目のデート」までこぎつけそう…。そんなあなたはとてもラッキー、ぜひ婚活のゴール目指してまっしぐらに突き進んでほしい。ただ、ここにも大きな落とし穴があるのです。
ふつうの恋愛におけるデートであれば、2回目も3回目もそれほど違いはないかもしれませんが、婚活中のふたりにとって「3回目のデート」には、とても重要な意味があります。それはどうしてだと思いますか?
婚活には「3回・3ヵ月」のセオリーあり
いいですか、前にお話ししたことを思い出してください。
初デートは予選、2回目のデートは本戦、と説明をしましたよね。もしまったく脈がないとどちらかが感じたら、ほとんどの場合「2回目のデート」がラストデート。勝ち負けというわけではありませんが、「もう一度デートして相手のことをもっと知りたい」と思わなかったから、3回目のデートにたどり着けなかったわけです。
ですが、もし運良く3回目のデートが成立した場合はどうでしょう。お互いに「結婚相手としてふさわしいかどうか」注意深く観察し、相手をリサーチしたうえでの3回目ですから、ある意味「決勝トーナメントへの進出決定!」と言ってもいいかもしれません。
むろん個人差はありますから、なにがなんでも3回目のデートで結論を出さなければいない、ということではありませんが、婚活パーティーや結婚相談所でお見合いした相手の場合はあまりずるずると先延ばしにするのは好ましくありません。
なぜなら第三者から紹介を受けて異性と出会った場合、「3回・3ヵ月」というセオリーがあるから。結婚相談所でのお見合い後は、「婚活のながれ」というか、活動マニュアルのようなものが存在していて、だいたい以下のような説明をされることが多いと思います。簡単にまとめてみました。
【超重要】結婚相談所で異性と出会った場合の婚活フロー
結婚相談所のタイプにより違いがありますが、今回は「仲介型(カウンセラーなどの担当者が異性を紹介してくれるタイプ)」を例に説明します。
(1)並行交際期 【1~2ヵ月】
結婚相談所で紹介される複数の異性と、平行してお見合いや初デートをする
平均、3回ほどデート(複数の相手とそれぞれ)
(2)本交際期 【3ヵ月】
結婚を前提とした付き合い(彼氏・彼女という関係)」をスタートさせる※交際開始を結婚相談所に報告
互いの家族に紹介するなど、3ヵ月を目安に交際
(3)プロポーズ 【1年以内】
お見合いでの出会いから6~7ヵ月を経て、正式な結婚の申し込み
この時点で「成婚」とみなされ、結婚相談所を退会
※結婚相談所によっては、この時点で「成婚料」が発生
(4)婚約、結納など
結婚相談所退会後は、カップルそれぞれの事情に合わせて各セレモニーを実施
3回目のデートですべきこと
「どんなことをしてでも1年以内に結婚!」と心に決めている人は、3回目のデートが勝負どころ。このまま結婚を前提としたお付き合いに進むのか、縁がなかったとあきらめるのか、気持ちを決める必要があります。ここでは「結婚相手として付き合いたい」と思っている人向けに、「3回目のデートですべきこと」と「3回目のデートでしてはいけないこと」をそれぞれ整理してみました。
【婚活正念場】3回目のデートですべきこと
◇結婚を前提とした付き合いをしたい、と意思表示する
平行して複数のお見合い相手と会っているケースもありますので、まずは「結婚に向け正式にお付き合いしたい」と、はっきり口に出しましょう。結婚相談所により若干の違いはありますが、正式交際が決まったら結婚相談所に交際開始を報告します。
◇2回目のデートよりも長い時間一緒に過ごす
2~3時間のデートだけでは、なかなか相手の“素の顔”に触れることはできません。少し遠出をしたり、スポーツやイベント参加したり、ふたりで共同作業をするようなデートプランを選ぶとよいと思います。
お互いのことをもっと深く知りたいと感じていなければ3回目のデートにはつながっていませんので、少し自信を持って大胆に提案するのがポイント。ドライブでも、ゴルフでも、農業体験でもかまいません。どちらかが犬を飼っているなら、愛犬を連れて郊外の公園まで出かけてもいいですね。
◇食材や服などなにか一緒に買い物をする
欲しい服でも食材でもかまいません、互いの金銭感覚を知るためにも、一緒に買い物をしてみること。男子が女子にちょっとしたものを買ってあげてもいいでしょう。ただ万が一「料理が得意です」と大げさにアピールしちゃった女子は気をつけるように。最近は料理男子も多いので、ウソがばれるかもしれませんよ。
◇手をつなぐなど「スキンシップ」に挑戦
なかなかそのタイミングをつかむのは難しいと思いますが、今後もお付き合いしたいと意思表示をした後、相手から「YES」をもらえた場合は、手をつないだり、腕を組んだり…さりげないスキンシップにトライ。もちろん、無遠慮なボディタッチはご法度ですが、ふたりの仲を深めグッと距離を縮めるために、ライトなスキンシップは有効な手段です。ただし相手にもよりけりですし、“過剰”な行動は控えましょう。
◇行きつけの飲食店に相手を連れて行く
ふだん自分がよく行く飲食店に、相手を連れていくのもおすすめです。理想はマスターや店員と気軽に会話できるようなお店。料理への反応や店員とのコミュニケーションなどを見て、自分と食の相性がいいかどうか、自分の知り合いとも仲良くやってくれるかどうか、観察することができます。最近では性格の不一致だけでなく、「食の不一致」が離婚原因にもなるので、けっこう重要なチェックポイントです。
これ以外につねに心がけてほしいのは、結婚生活のシミュレーションにつながるような話題を、会話の中で自然に取り上げること。まるで尋問のように立て続けに質問しないように気をつけて、なごやかに会話が楽しめればOK。話すのが苦手という人は、同僚や家族との会話で練習するとよいでしょう。本当に結婚したいと思うのであれば、少しでもいいので努力してほしい…と、先生は思います。
3回目のデートでやってはいけないこと
初デートや2回目のデートと比較すると、ふたりの関係性も深まってかなりフランクな会話が楽しめるようになってきた、そんなときに往々にして気の緩みが出てしまう。婚活に限らず、人間とはそういう生き物です。そもそも結婚まで考える相手とは虚飾なく本来の姿で向き合うべきですが、いたずらに機会損失につながるような行動だけは避けてほしいと思います。前出の「すべきこと」と紙一重でNG行動に転じてしまうものもあるので、要注意。
【婚活NG行動】3回目のデートでやってはいけないこと
◇相手に自分の気持ちを伝えないままなんとなくデート
どのような場で出会ったかによって違いはありますが、少なくとも婚活パーティーや結婚相談所で出会った異性に対して、自分の気持ちを伝えることなく、相手の気持ちを確認することもなく、核心に触れないままやり過ごすのはご法度。婚活においては“友だち以上、恋人未満”なんて、悠長なことは言っていられないのですから、ここはしっかり3回目のデートで互いの気持ちを確認しましょう。
◇自分の食べたいもの、自分が行きたいところばかりを優先する
いくらハンバーガーが好きだからといって、デートのたびに食べたがるのはいかがなものか。どんなに食べたいスイーツだとしても、2時間以上も行列につき合わされたとしたらどう感じるでしょう。「自分のやりたいことばかりを優先する、わがままな人」というレッテルを貼られたら、本格的なお付き合いには至らないはずです。
◇プランがぎゅうぎゅうでゆっくり話す時間もない
初デート、2回目デート、3回目デートも代わり映えしない…というのは最悪なパターンですが、逆に分刻みでスケジュールを詰め込んで、せかせかとあわただしいデートプランもNGです。相手の立場を考えた行動をするように心がけていれば、このような失敗はしないはず。行き当たりばったりのノープランよりはマシかもしれませんが、3回目のデートでもっとも重要なミッションは「掘り下げた話題でお互いをもっとよく知る」ことですから、会話する時間がないほど忙しいデートでは意味がありません。
◇結婚に関して具体的すぎる話をする
結婚観や価値観などは知りたいところですが、結婚につながる話題をふるときにも注意したいポイントがあります。親との同居や将来の介護問題、結婚後の生活費、子どもの教育方針など、事細かに聞き出そうとしないこと。脈があるから3回目のデートができているわけですが、あまりに深く具体的に探られると、「もうそんな話をするの?」とドン引きされる可能性もあります。はやる気持ちを抑えて、理想の家庭像など無難な切り口で少しずつ掘り下げていくようにしましょう。
◇指輪などいきなり高額なプレゼントをあげる
たとえ相手の誕生日が近かったとしても、貴金属やブランド品など高額商品をプレゼントするのはやめましょう。3回目のデートが「婚活ゴール」につながるシュートだとしても、狙いすぎたり力みすぎたりすると、かなりの確率ではずしてしまいます。なにかプレゼントしたいのであれば、お互いに負担にならない程度のものや、相手の趣味や好みを意識したちょっとしたものを選び、「たまたま見つけたから」「よかったら使って」とスマートに渡すと好印象。
◇強引に泊りがけのデートに持ち込む
時間を忘れるほど楽しいときを過ごして、気づいたら終電ギリギリ、などということは付き合い始めのカップルでもあり得ること。ふつうの恋人同士ならなにも問題ありませんが、結婚相手として選ぶか、選ばれるかの正念場を迎えているカップルには、節度ある行動を心がけていただきたい。婚活サイトやSNSで婚活している場合など、まれに「カラダの関係」が目的の男子がいるとも聞きますので、ご注意ください。
《番外編》
お泊りしただけで「成婚料」が取られる!?
~結婚相談所での婚活デートで絶対にやってはいけないこと~
結婚相談所で出会ったお相手とのデートでは、泊りがけの旅行はNGなので要注意! 婚前交渉あるなしにかかわりなく、その時点で「成婚」とみなされます。お互いの自宅に泊まるのも同様にNG。結婚相談所によっては成婚料がかからないところもありますので一概には言えませんが、成婚料がかかる結婚相談所の場合は、それぞれ「成婚の定義」が決められています。たとえば…
- お互いの家に泊まる
- 泊りがけの旅行
- 同棲・同居
- 婚前交渉
- 交際が6ヵ月以上継続
- プロポーズ
- 婚約
- 退会後に結婚相談所で紹介された人と結婚
婚前交渉や退会後の結婚など、バレなければ大丈夫、という安易な気持ちでウソをつくと、問題が発覚したときに面倒なことになりますし、なにより人を欺いてしあわせになろうなんて、虫が良すぎると思いませんか? 嘘つきは泥棒の始まり、正直者に福は訪れるのです!
3回目のデートで「最後通告」を受けないために
結婚したいという気持ちが強ければ強いほど、空回りしてしまうケースもありますし、どこまで相手に受け入れられるか、実際にやってみないとわからないのが悩ましいところですよね。ふたりの間に温度差があるケースもありますし、計画通りにいかないこともあると思いますが、あまり落ち込まないように。
婚活中のデートが3回目まで成功したとしても、結婚までたどり着けるか否かは運次第。大切なことは相手の欠点を探すことではなく、「自分はこれでいいのか」と自問自答することではないでしょうか。譲れないことはなにか、譲れることはなにか、許せること、許せないことはどんなことか…3回目のデートは自分自身を見つめ直す機会、と考えればいいのです。
勘違い行動や行き過ぎの言動で相手から「最後通告」を受けないためにも、人の振り見て我が振り直せ、という基本姿勢で婚活を続けていきましょう。きっと結果はついてきますよ!