見どころ満載!
東京の個性派お見合いパーティー完全ガイド

第一弾、ラーメン婚活を体験してみた

当サイトの非モテ編集部が、身分をあかさず潜入取材をこころみる第一弾!

今回は、数ある個性派お見合いパーティーの中からラーメン婚活をピックアップしました。潜入したのは、当サイト編集部のアラフォー代表なっちゃんです。

非モテ編集部員なつ

「こんにちは!週5は確実にラーメン屋に通っている、なつと申します。この度は、趣味と仕事を混同させていただきありがとうございます!私にとってラーメンはひとりでササッと食べに行く料理。これが一体、婚活とどう結びつくのか、体験してみるまで正直ナゾでした……詳しくは、体験談をご覧ください。」

さっそくラーメン婚活の公式サイトから申し込み

ラーメン婚活の申し込み画面 公式サイトの申込画面
https://www.sunmarie.com/q/campaign/ramen/post.html

今回私はパソコンから申し込みましたが、スマホからも申し込めるようです。

シンプルな画面ながら一番上の断り書き(ご応募が可能な方)が目にまぶしい……「※現在内縁関係のある方、 同棲中の方はご遠慮ください。」ってだいじょうぶです!!と、力強くうなずく私(笑)。そうか、婚活ってこういう風に、活動する度に「相手がいない自分」を実感するんだ……。

なお、1つだけ「ラーメン婚活」ならではの質問がありました。それは、「好みのラーメンについて選択してください」。しょうゆ、みそ、しお、とんこつの4種類から1つ選べました。当日いただくラーメンの味になるのかな?

申し込みが無事に完了したら、後日主催者側からメールが。「好みの麺の固さは?」「スープの濃さは?」など。なんで「好きなラーメン」を聞いた時と一緒にフォームに入れておかないんだ?と思いましたが、もしかしたらちゃんとやりとり可能な連絡先かどうか、事前に確認しているんじゃないかと思います。

ラーメン婚活当日18:50

身バレを防ぐために場所は伏せますが、今回の会場は、都内某所の高級中華レストラン

店内に入ると、緑色のTシャツを着たスタッフさんが笑顔で迎えてくれました。受付で名前を伝えて、身分証明書を見せ、自分の名札とビンゴカードをもらいます。ビンゴカードには番号が書かれていて、異性とお話したら、その人が身につけている番号のマスに名前を書いていくというもの。ビンゴがそろうと景品がもらえるそうです。この時点で、「ああ、ただラーメン食べるだけじゃないんだ」ということが分かりました。

ラーメン婚活の名札イメージ

※当日つけた名札のイメージ

自分の名札を見てみると、申し込んだ時に受けた質問の回答が印刷されていました。思い出のラーメン店や味、麺の太さ・硬さの項目などマニアックな内容。話題に困ったときは相手の名札を見て、話題を広げられそうです。

お店には、すでに多くの人が到着していました。年齢層は30~40代ぐらいで、男女ともに落ち着いた雰囲気でチャラチャラしたひとはいませんでした。平日の夜という事もあってか、男性はスーツ、女性はオフィスカジュアルな人がほとんどで、仕事帰りに寄っているんだろうなということが伺えました。

いよいよスタート!19:00

会場にいる参加者を数えたところ、男性18人、女性15人ということで男性が多めでした。ラーメンって男性のほうがより身近に感じるのかも(週5で食べる自分を棚に上げてますけど)

まず、司会から20分毎に男性が席替えするという流れが説明されました。いきなりラーメン食べるわけじゃないのね。

このトークは1時間ほどあったので、私は主に3人の男性とお話しすることになりました。

40代後半のちょっと無口なKさん

最初に話した男性。こちらの話を笑顔で聞いてくれる人でしたが、緊張されているのか、とにかく無口。コマッタ!「こ、こんな時の名札トークだ!」と思い付き、相手の名札に書かれている『思い出のラーメン』について話題をふってみました。しかし、Kさんの反応はツレない…。よくよく聞いたら、実は言うほどラーメン好きではないんだとか。まさかの回答に拍子抜け(笑)

外資系企業に勤める営業マンYさん

次にお話しした男性。こういう婚活イベントに慣れているようで、浮いてる感じがまったくない。「今度食事に行こうよ」と誘われたり、次々と質問を繰り出されました。この人、遊び慣れているのでは?と少し警戒心を抱きましたが、結婚の話になると真面目に考えているようで、真剣に語ってくれました。

20代後半の公務員Nさん

最後にお話しした男性。月に半分はラーメンを食べている猛者。Nさんは以前にもラーメン婚活に応募しており、そのときは抽選に外れてしまったそう。今回やっと参加することができ、すごく楽しみにしているようでした。Nさんとは、ラーメン以外に旅行好きという共通点も発覚。それにどことなく元カレに似ているような……という訳で、潜入取材を忘れるほど盛り上がっちゃいました。

中華料理イメージ

※画像はイメージです。

実はわたしがいた席は2人席だったので、1対1のガチなお見合いパーティーみたいなやりとりが続いたんですが、他に4人席のところもあって、グループでわいわいしているところもありました。会話が滞りそうになると、緑Tシャツのスタッフさんが気さくにやってきて「あそこのラーメンって食べました~?」なんて会話を促してくれる場面も。かくいう私も1人目のKさんとお話ししている時は、スタッフさんのサポートが頼りでした(苦笑)

なお、この時間はひたすらトークしている訳じゃなくて、ビュッフェ形式の中華を食べながら、自由な雰囲気で進んで行きました。

待ちに待ったラーメンTime!20:00すぎ

ラーメンイメージ

※画像はイメージです。

トークが終了したら、いよいよメインイベント!熱々のラーメンが用意されているエリアに移動しました。ラーメンはA~Cの3種類が用意されていたのですが、私はCのふかひれラーメンをチョイス!いや、だってラーメンにふかひれって(笑)うそでしょ(笑)これはネタになる(笑)と思って。

それでまあ、肝心のお味ですけど

上品……!

ふだん食べているようなジャンクなラーメンじゃない。床が油でツルツルするような店のラーメンじゃない。深夜に炭水化物コンボ(ラーメン+半ライス)して背徳感とともにかきこむようなラーメンじゃ、ない……!!私のラーメン像が根本から覆されるような、美しいお味でした。

さて、ラーメンを食べ終えたところで、クライマックスへ向け、一番気になった異性の名前を記入します。周りを見回すと、みなさん想像以上に真剣に書き込んでいました。1人しか書けないから、そりゃあ慎重になりますよね。私も書かなきゃ(ちなみに、いちばん盛り上がった3人目のNさんにしました)。

最後のカップル発表を待つ間は、この日のゲストで来られていた大崎裕史さん(自称日本一ラーメンを食べた男)がマイクを握り、参加者の何人かから、「思い出のラーメン」エピソードを聞きだしていました。さすがラーメン好きが集まるイベントというだけあって、ひとりひとりのエピソードがすごい!こってり豚骨ラーメンのごとく濃い!!(具体的なエピソードをここで紹介できないのが残念です)

ドッキドキのカップル発表

いよいよカップル発表の時間です。今回の形式だと、お話しした人数が限られていたため、カップル成立は難しいのかなぁと思っていたのですが、なんと1組成立しているという結果が!

「もしかして、私とNさん!?」

と、期待に胸を膨らませ……ましたが、残念ながら違いました(笑)。カップル成立したふたりは、ラーメンの好みが全く同じだそうで、まさに運命のような出会い。ラーメン婚活に参加しなかったら、出会えなかったでしょう。

ちなみに、このイベントで出会って結婚したカップルはすでに2組もいるんだとか。食の一致は、性格やライフスタイルなど、いろんな面でも相性がいいのかもしれませんね。

最後に、大崎さんセレクトのラーメンのお供をお土産に頂きました。4種類も入っていたお土産は、ラーメンだけではなくいろんなお料理で重宝しそうなものばかりで、満足感いっぱいで会場を後にしました。

ラーメン婚活に参加してみて…

参加する前は、一人で食べるのが当たり前のラーメンと婚活がどんな風に結びつくのか、想像もつかなかったんですが、今回の体験によってラーメンをキッカケに出会えるお見合いパーティーという事がよく分かりました。

ラーメン好きが集まっていることもあり、話題は自然とラーメンのこと。なかには私がお会いした無口な男性Kさんみたいな「そうでもない」人もいましたが、全体的にはみなさんラーメンを中心に話が盛り上がっている印象でした。もし異性とコミュニケーションを取るのが苦手な人も、ラーメンというクッションがあるので、会話が弾みやすく安心して参加できそうです。

あと単純にラーメンを含めた料理がおいしい!というのも高ポイント。それに加えて出会いもあるというメリットだらけのイベントです。たった1,000円で本格中華のフルコースが食べられて、ついでにお土産までもらえるという、かなり大盤振る舞いなサービスでした。カップルになれなかったのは残念ですが、今回の反省を踏まえてまたリベンジしたいです!

【ラーメン婚活】まとめ

感想
・参加費が1000円とコスパ抜群!
・本格的なラーメンが食べられた!
・調味料や割引券などのお土産がもらえた!
参加人数
40~50人
参加者の年齢
年齢層は30~40代
男女比
男性18人:女性15人
参加者の系統
全員社会人で、スーツの人が多く、仕事帰りに立ち寄る人が多い印象。
実際に交流できた人数
3.5人
お店の内装
ブラウンを基調としたウッドモダンな店内。ちょっと暗めの照明が大人なムードを演出しているよう。
お店の雰囲気
参加者やスタッフさん、店員さんが行き交いにぎやか。
まわりを気にすることなくお話に集中することができ、みんなでご飯を食べに来たかのようなカジュアルな雰囲気で交流しやすかったです。
食べたもの
・バンバンジーサラダ
・春巻き
・揚げエビ餃子
・チンジャオロース
・シュウマイ
・ラーメン
・ジャスミンティ
・烏龍茶
※お酒は出ません
もらったお土産
・オイスターソース2本
・焼き鳥丼のもと2袋
・激辛調味料チューブ1本
・お店割引券
※参加者は全員もらえます。
参加費
1,000円(男女同額)

他の参加者の声

ラーメン婚活終了後に周りにいた参加者の方から、ちょこっと本音をうかがうことができました。

  • 実はわたし、ラーメン婚活に応募したのですが、1度抽選に外れてしまったんです。ぜひ参加したいと思っていただけに、すごく残念でした。しかし、昨日か一昨日くらいに「キャンセルが出たので、参加しませんか?」という電話がかかってきたんです。すぐに「参加します!」と返事しました。ほんと、こんなおいしいイベントに参加できてラッキーでした。(30歳ぐらいの女性)
なっちゃん

Nさんもそうでしたがキャンセル待ちになるほど人気という事にビックリ。私は早めに申し込んでいたから抽選の存在も知りませんでした…!

  • もっといろんなタイプの男性と話して選びたかったですね。お話した3人の中から、ひとりを選ぶというスタイルでしたが、わたしが気になった人はそれ以外の人。相手を決めた後に、気になる人を発見したので「書く前に知っていれば」と思いました。でもお値段が手ごろだし、みんな話しやすい人ばかりだったから、また参加したいです。(30代前半の女性)
なっちゃん

実は私は20分ぐらいがちょうどいいと思ってたんですが、もっといろんな人と話したいという意見もごもっとも。食の好みが似ている人との出会いのチャンスって、なかなかないですからね。

  • ラーメン婚活は名刺交換NGで、マッチングした人とだけ連絡先を交換できるところがよかったです。女性的には、興味ない人と流れに押されて交換してもわずらわしいでしょう?変な男に突っかかられる心配がなくて、女性にやさしいイベントだと思いましたよ。(40代後半の男性)
なっちゃん

さすが、酸いも甘いもかみ分けた年代の方はよく分かってらっしゃる。実はお見合いパーティーで女子が苦手に感じるのって連絡先交換なんですよ。今回は個人情報がしっかり守られているのが感じられて良かったです。

  • ラーメンも婚活も、両方楽しめました!周りの参加者も、ただラーメンを味わうだけではなくカップル成立するぞと意気込んでいる様子が伺えました。そのせいか、カップル成立したときは拍手喝さい、めでたいムードですごい良かったですよね(30代前半の男性)
なっちゃん

そうそう、みなさん真剣に相手と向き合っていたから照れておちゃらけちゃったりする人もいなくて、すがすがしいぐらい、いいお見合いパーティーでした。また参加したいな~。

  • 積極的な女性が多くて、びっくりです。人見知りをしがちなわたしは、美味しいラーメンを食べることを目的に参加しましたが、ラーメン好きという共通点があったからか自然とコミュニケーションを取ることができました。何を話そうかと悩むことはなかったです。気負わず参加できるので、おすすめです。(30代後半の男性)
なっちゃん

確かに、ラーメンが緊張を解く作用があるのか?と感じるほど、どのテーブルも盛り上がっている様子でした。苦手と感じる異性との会話も、自分の好きなもの(ラーメン)が加わることで、克服できるかも?

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