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いつ・どこで・どんなプロポーズをする?
8. 婚活ゴール間近!
いつ・どこで・どんなプロポーズをする?
おはよう!今日もさっそく婚八先生の「東京婚活マニュアル講座」をはじめます。
さて、3回目のデートまでいろいろと解説してきましたが…いよいよ人生の大舞台、「プロポーズ」のときが近づいてきました。多くのひとにとってはじめての体験ですし、わからないことだらけですよね? ここで失敗したら立ち直れませんよね? そこで、さまざまなアンケートの回答などを元に、ちまたのプロポーズ事情についてくわしく調べてみました。
婚活中のプロポーズ、はたして何度目のデートでプロポーズすべきなのか、適切なタイミングはあるのか。どのような場所でプロポーズするのがトレンドなのか、どのような言葉でプロポーズすればいいのか。婚活中のプロポーズに「これが正解だ!」などという答えはないのですが、男女それぞれの立場から考えることで、見えてくるものもあるでしょう。「東京婚活マニュアル講座」最後の授業です。しっかり集中して聞くように!
婚活中のプロポーズ、最適なタイミングはいつ?
結論から言いますと、お互いに結婚の意志がある場合は、「6ヵ月前後」でプロポーズまでたどり着くのが理想です。結婚相談所に入会して婚活している場合は、7ヵ月前後で成婚退会(婚約もしくは結婚することを決意し、結婚相談所をやめること)カップルがいちばん多いのだそうです。
「そんな短期間で結婚を決めなきゃいけないの?」と感じるかもしれませんが、結婚したいと思っているのになかなか適当な相手に出会うことができないから婚活するわけですよね? ほとんどの人が「1年以内に結婚したい」「できるだけ早く結婚して両親を安心させたい」「出産のタイムリミットを考えると時間がない」というような、切羽詰った状況にあるケースが多いわけです。
婚活マニュアルのなかで何度も前置きしておりますが、ふつうの恋愛や友人関係から交際にいたった場合と、婚活パーティーや婚活サイト、結婚相談所で出会った異性との交際とでは、「交際の環境」が異なります。
平たく言えば、ふつうの交際では彼氏・彼女の関係ではあるものの、「結婚の意志があるかどうか」はあいまいな状態です。どちらか一方が結婚したいと思っても、お互いに同じタイミングで「結婚したい」と思えるかどうかは不透明。
一方、婚活中のカップルの場合は「結婚相手を探したい」というのがスタート地点ですから、平均して7ヵ月、長くても2年の間に結婚するケースがほとんど。3回目のデートについて書いたページで説明したように、「3回のデートで本交際を決め、3ヵ月前後で結婚するかしないか判断する」というのが、平均的な活動のパターンなのです。参考: 【超重要】結婚相談所で異性と出会った場合の婚活フロー
ただ、結婚相談所ノッツェのアンケート「婚活で何度目のデートでプロポーズする?」を見てみると、7割の人が「9回以上」と答えていますので、あまりデートの回数にこだわる必要はないのかもしれません。まさかプロポーズしたあとに「やっぱり考え直します」なんて失礼なことするわけにはいきませんよね。タイミングは逃してほしくありませんが、慎重に事を運ぶことも忘れないように。
みんなはどこでプロポーズしているの?
同じくノッツェのアンケートに「プロポーズするタイミング!どの時間帯が望ましい?」というものがありました。その結果は、94%の人が「夜」を選んでいます。人生を左右する大きな決断を迫るわけですから、考える時間がゆっくり確保できる必要もありますし、なによりムードがある中でプロポーズしたい、ということだと思います。
では、みなさんはどのような場所でプロポーズしているのでしょうか。
「R25」がスマホのセルフアンケートサービス「スマートサーベイ」で集計したアンケート結果をまずご紹介します。
【プロポーズした(された)場所TOP10】
- 1位
- 自宅 31.5%
- 2位
- 車の中 16.3%
- 3位
- レストラン 10.0%
- 4位
- 夜景の見える場所 5.8%
- 5位
- ホテルの部屋 5.0%
- 5位
- 2人の思い出の場所 5.0%
- 7位
- 公園 4.8%
- 8位
- 旅行先 3.5%
- 9位
- テーマパーク(遊園地) 2.0%
- 10位
- 星空の見える場所 1.8%
(20歳から49歳の既婚男女400人を対象にアンケート/スマートサーベイ調べ)
1位が「自宅」というのは意外ですが、婚活中のカップルに限定したアンケートではないことを考えると、ふつうの恋愛を経た人のプロポーズの場合は自宅がいちばん多い、ということなのでしょう。
ところで、プロポーズの名所といわれている場所をいくつ知っていますか? あまりくわしくない人のために、東京都内の「恋人の聖地」をご紹介します。全国各地にスポットがあるようですので、チェックしてみては?
東京にある「恋人の聖地」は以下のとおり。
東京都内にあるプロポーズにふさわしい【 恋人の聖地 】
- ヴィーナスフォート/パレットタウン大観覧車
- サンリオピューロランド
- 六本木ヒルズ展望台/東京シティビュー
- 青山セントグレース大聖堂
- アニヴェルセル表参道
- カツラユミブライダルハウス・ジュノー像
- 新宿アイランドタワー/LOVE
- 東京ベイクルージング/シンフォニー
このほか神奈川には「箱根彫刻の森美術館」「横須賀美術館」「横浜マリンタワー」「LA CITTADELLA」「アニヴェルセルみなとみらい横浜」「ロイヤルウイング」が登録されているようです。
ふたりの思い出の場所でプロポーズされたい女性も多いようですから、プロポーズの下見を兼ねてデートプランに「恋人の聖地」を選んでおくと、一石二鳥かもしれませんね。
どんなプロポーズが理想?サプライズは必要?
さて、結婚したカップルのうち、どれくらいの割合で「プロポーズした(された)」ことがあると思いますか? 少し前までは7~8割はプロポーズあり、2割程度がプロポーズなし、というのが定番でした。しかーし!ちょっと衝撃的なデータを発見。恋人の聖地にもなっているアニヴェルセル(結婚式場および披露宴会場を運営している会社)が既婚の男女それぞれ300名にアンケートを取ったところ、「しっかり準備してプロポーズをする(される)人は4割程度しかいない」ということが判明。
さらに「言葉や形式にこだわってプロポーズすべきだったか」という問いには、8割の男性が「そう思わない」と答えているのだそうです。なんとなく言葉で伝えただけで、特にセレモニーは必要なかったという認識なのですね。
一方の女性はどうかというと、8割の女性が「はっきりとプロポーズされたかった!」と答えています。男女でコレだけ感覚の差があるのは、ちょっとびっくりです。女性からプロポーズする“逆プロポーズ”もあるとはいえ、やはり男性からプロポーズするのが定番ですから、プロポーズにあこがれる女性にしてみれば、由々しき問題かもしれません。
また、サプライズプロポーズについて調べたデータもありました。
婚活マッチングサービス「ペアーズ」の女性会員2,767名に「サプライズプロポーズをされたいですか?」という質問を投げたところ、82%もの女性が「されたい!」と回答。一時期はやったような「フラッシュモブでサプライズプロポーズ」は減っているようですが、小さくてもサプライズがあるとうれしい、というのが女性の本音。一生に一度のことですから、当然といえば当然でしょう。
このように男女で理想のプロポーズに違いがあるわけですが、プロポーズゼクシィで調査した「あなたがあこがれる理想のプロポーズは?」というアンケートでは、
・花火大会でプロポーズの言葉がアナウンスされるのと同時に花火が打ち上がる
・ライブ会場、映画館などで突然プロポーズ映像が流れる
・夜の公園を散歩して駐車場に戻ると、車のライトが一斉に点灯。そこで彼氏が片膝をついてプロポーズ
といった大掛かりなサプライズプロポーズにあこがれる、という回答もあったそうですが、理想は
「日常の中のちょっとしたサプライズ」
であることがわかったそうです。いずれにしても女性にとっては一生の思い出となる一大イベントですから、先生としては、できればプロポーズはちゃんとするよう努力してほしいと思います。結婚後に「プロポーズしてほしかったのに、どうしてしてくれなかったの?」となんども言われるよりは、プロポーズ自体を楽しむような気持ちのゆとりが欲しいところ。恥ずかしいとか、面倒くさいとか、照れくさいとか言わないで、女性の気持ちを尊重してあげれば男も上がりますよ!
思わず真似したくなる、有名人のプロポーズ集
先生に良く似ているというウワサもある、武田鉄矢主演ドラマ『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系・月9)。キミたちは見たことがないかもしれないけれど、「僕は死にません! あなたが好きだから…僕は死にません! 僕が…幸せにしますから!」という主人公のセリフは、いまだにプロポーズの特集などで必ず取り上げられる名セリフです。少し前のドラマのなかでは、NHK朝ドラの『純と愛』で主人公・純(夏菜さん)が言った「結婚って幸せになるためにするものじゃなくて、もしかしてこの人となら不幸になっても良いって思えるような人とするものじゃないかな」というセリフが。とても心に残っています。結婚について、あらためて深く考えさせられたセリフです。
女性はドラマや映画のプロポーズシーンを見て胸キュンになり、「自分もいつかはこんな言葉でプロポーズされたい!」とあこがれを抱く生き物ですから、男子生徒のみなさんも本番前にいろんなセリフをチェックしておいても損はしません。
本来はプロポーズの言葉にとらわれすぎず素直に気持ちを伝えるのがいちばんですが、有名人のプロポーズの中には、ちょっと使えそうな感じのものもありそうです。女性から男性への逆プロポーズも含め、ちょっとだけご紹介しておきましょう。
男性から女性へのプロポーズ
本木雅弘さんから内田也哉子さんへ
「もし結婚を考えるようなことがあれば、僕を選択肢の一つにいれておいて」
市川海老蔵さんから小林麻央さんへ
「来世も再来世も一緒にいよう」
山本耕史さんから堀北真希さんへ
「交際じゃなくて、もう、結婚しましょう」
加藤雅也さんから整形外科女医へ
「お付き合いを前提に結婚してくれませんか?」
木梨憲武さんから安田成美さんへ
「どうする?頼む!ダメですか?まだですか?」
石原良純さんから皮膚科女医へ
「いつもあなたが笑顔でいられるように守ってあげる」
玉置浩二さんから薬師丸ひろ子さんへ
「さあ、早くお父さんに会いに行こう」
チュートリアル・福田充徳さんから一般女性へ
「人生80年とするならば残り40年、あと残りの人生を一緒に生きていきましょう」
逆プロポーズバージョン
竹下景子さんから関口照生さんへ
「ケイスケ(当時飼っていた犬)の父親になってくれませんか?」
夏目雅子さんから伊集院静さんへ
「私と結婚すると楽しいと思うんだけどな」
江角マキコさんから桐島ローランドさんへ
「明日はうるう年の2月29日だから、おもしろいね。明日、入籍しよう」
いとうまい子さんから一般男性へ
「籍入れてみる?」
何年も付き合った後にプロポーズする場合と、婚活で出会った相手と数ヵ月で結婚を決める場合とでは状況がかなり違いますので、あくまでも参考程度にとどめておいてくださいね。
最後に、ブライダルジュエリー専門店「マリアージュ」が25歳から34歳の独身女性を対象としたアンケートから、「プロポーズで言われたい言葉ランキング」をご紹介しましょう。
プロポーズで言われたい言葉ランキング
- 1位
- 「結婚しよう」(77%)
- 2位
- 「大切にするよ」(45%)
- 3位
- 「家族になろう」(36%)
- 4位
- 「一生守っていくよ」(34%)
- 5位
- 「幸せにするから」(33%)
「プロポーズで言われたい言葉」ランキング出典/サプライズプロポーズ
こうしてみると、ごくごくふつうの言葉というか、ストレートに気持ちを伝えるほうが、女性の心には響くということなのかもしれません。
どこで、いつ、どんなプロポーズをするのか…頭でっかちに考えるよりも、自分のキャラクターや向き不向きも考えつつ、シンプルかつストレートにプロポーズすればいい、ということなのではないかと思います。
さて、ここまでさまざまなアンケート結果を調べ最新のプロポーズ事情について書いてきましたが、先生が最後に言いたいことはひとつ。
「生徒諸君のプロポーズ、成功を祈る!」