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結婚相談所ならではの「交際」成功ガイド

おはよう!今日もさっそく婚八先生の「東京婚活マニュアル講座」をはじめます。
今回のテーマは結婚相談所ならではの「交際」システムについて解説していきます。えっ?「交際」の解説なんて必要ない?そう思ったそこのキミ。授業を聞いてみたら、意外に知らないことが多いかもしれませんよ。それでは、キミたちが意外に知らない、結婚相談所での婚活中に「交際する」とはどういうことか、順番に説明していきましょう。
結婚相談所の交際はお試し期間?!友だち以上恋人未満の関係
キミたちの中には、交際と聞いて恋人同士の付き合いを思い浮かべた人が多いでしょう。けれど、結婚相談所で出会った異性との交際は、そうではありません。仲人役のスタッフに紹介してもらったり、データの中からマッチングした相手とお見合いが成立したりした相手と「結婚を前提としたお付き合いをするかどうかを判断する」試用期間のことを「並行交際期」といって、この段階ではまだ友だち以下ともいえる状態。
言い換えれば「交際お試し期間」のようなもので、お見合いや初デートをする最初の1~2ヵ月程度は、複数の異性とお見合いしたりデートしたりしながら、「本交際」するかどうかを判断します。はじめてこのシステムを聞いたときは正直、先生もびっくりしました。「そんなあからさまに二股三股ができるのか・・・!?」と早合点しそうになりました。
そしてお互いに「本交際をスタートする」と決断した時点で、結婚相談所の担当スタッフに交際開始の連絡を入れます。では、なぜスタッフに連絡を入れなければいけないのか。そこには、「短期間で成婚できるのは、そういうことだったのか!」という理由が隠されているのです。
キミたちは3ヵ月ルールを知っているか?
さて、「本交際」がスタートするときに、どうして担当スタッフに交際開始の連絡を入れなければいけないのでしょう。なぜなら、多くの結婚相談所は「交際期間に3ヵ月ルール」を設けているため、会員カップルの活動内容をスタッフが把握している必要があるからなのです。また「本交際」が始まった会員には、結婚紹介所からの紹介もストップし休会扱いとなります(結婚相談所のルールによる違いあり)。
これは結婚相談所ならではの婚活方法なのですが、「結婚に向け真剣交際が始まった」という報告を入れてからおよそ3ヵ月後に「結婚の意思が固まったか、それとも結婚しないか」と担当者から確認が入ることになっています。まるでお仕事のような感じで、活動スケジュールが管理されているのですね。
え?交際期間がたったの3ヵ月だけ?とびっくりした生徒も多いでしょう。「そんな短期間で相手のことを深く知ることもできないし、ましてや結婚という人生最大の決断など、できるはずがない!」――そんな声も聞こえてきそうです。もちろん、この期間設定にもちゃんとした理由があります。
交際期間が3ヵ月と定められている最大の理由は、「だらだらと目的意識のない付き合いを避ける」ため。結婚相談所を利用する人の活動目的とはなにか、考えてみてください。そうですね、当然「結婚すること」です。
結婚相談所の多くは月会費といって、月謝のようなかたちで費用が発生しますので、交際相手への意思表示をあいまいにしたり、忙しいことを理由に会わなかったりすると、この月額費用も無駄になってしまいます。本交際してみた結果その人と結婚する可能性が低いことがわかれば、別のお見合い相手との結婚を検討することになりますので、無駄な時間を使いたくないですよね。結婚相談所の場合は「お断りの代行」をしてくれるところが多いので、そのお相手との結婚が見えない場合は、スタッフを通じて早めに断ってあげるべき。
並行交際期間はお互いに複数の相手とお見合いやデートを重ねて本命を探していますから、一定の期間で決断しないと自分も相手も「次の本交際」のチャンスを逃してしまいます。「この人がダメだったら、次の人と」と聞くととてもドライな印象を受けますが、あくまで1年以内に結婚することを目的とした婚活サービスですので、なるべく早く結果を出すために時間が区切られるのはある意味、しかたがないことではないでしょうか。
ふつうの恋愛とは出会いかたも結婚のモチベーションも全然違いますので、3ヵ月も交際すれば、相手の性格や価値観など自分との相性が大体わかります。ダラダラと付き合って「出会えたかもしれないほかのご縁」を見逃すことがないようにという意味もあるわけです。3ヵ月という交際期間は結婚という目的意識を見失わずに相手と向き合える期間であり、また、集中して相手を見極める期間でもあるということ。
ただし、「3ヵ月ルール」が適用されない結婚相談所もありますので、入会時に活動ルールなどはしっかり確認しておきましょう。相手と会う1回1回を大事にし、充実した交際期間を過ごすか、やっぱり3ヵ月は短かったと後悔するかはキミたち次第。
短期決戦で結果を出せるよう、検討を祈ります!
婚八先生伝授!~充実した交際期間を過ごすための5ヵ条~
お見合いが終わって連絡手段を交換。さぁ、いよいよ念願の「並行交際」が始まります。
おっと、これでひと安心という顔をしたそこのキミ!ちょっと甘い!先生もう1回言っておきますが、キミたちの目指すゴールは交際ではなく、「結婚」だということを忘れないでください。つまり、キミたちはようやく結婚に向けたスタートラインに立ったばかり、というわけです。
並行交際に発展できたキミたちに与えられるのは、1~2ヵ月。本交際まで進めばさらに3ヵ月。この期間に、一生を共にするにふさわしい相手か、自分との相性はどうかを見極めなければいけません。つまり1日たりとも、ムダにできないんですね。
そこで、迷える婚活者を多く見てきた先生が、キミたちに充実した交際期間を送るためのポイントを伝授しましょう。
第1条:お見合い後は、できるだけ早く交際希望の意思表示をするべし!
お見合い後、並行交際を希望する場合はなるべく早く結婚相談所に連絡を入れてお見合い相手と交際したい、と担当スタッフに連絡を入れましょう。コンタクト方法は結婚相談所のプランによって異なる場合もありますが、基本的には男子が率先して動くように。
第2条:初デートは、気持ちが盛り上がっているうちにするべし!
男子からコンタクトがあった後は、女子もこれからの展開に期待してワクワクするもの。それなのに、なかなか男子からデートのお誘いがなければ不安になってしまいます。特に並行交際中は同時にほかの候補者ともやり取りしていますので、姿の見えないライバルに先を越されないように、初デートのお誘いはお見合いの余韻が残っているうちにしましょう。
第3条:ちょっとの時間でも、こまめに会うようにするべし!
3ヵ月という短期間に、密に連絡を取って会う時間を確保できたかどうか、これが最終的な判断に大きな影響を与えます。お互い忙しいから・・・と理由をつけず、できるだけ時間をやりくりして会うようにしましょう。もちろん、相手のスケジュールを尊重するのを忘れてはいけません。ただ、会いたいと思っている気持ちだけでも伝えることは大切ですよ。
第4条:会えない日にこそ、気持ちを育むべし!
第3条でこまめに会うようにするべし!とお伝えしましたが、それでもやはり会えない日のほうが多くなってしまいます。だからといって、お互い社会人である現状に甘えてデートまで音信不通、なんてことは、先生が許しません。メールやLINEで、ちょっとしたやり取りをすることで、会えない日でもお互いの気持ちをつないでおく努力をしましょう。
第5条:心を開いて、誠実に相手と向き合うべし!
交際までたどりつけたということは、少なからず、お互いを結婚相手として意識しているということですよね。自分をよく見せようと取り繕うよりも、無用な駆け引きはせず、あくまでも誠実に相手と向き合ってください。交際中に無理をしても、結婚するとなればいつか必ず化けの皮がはがれます。そのときに、お互いのギャップでストレスを感じたくはないですよね。まず素直に心を開き、お互いにありのままの姿を見せ合うことができれば、「しあわせな結婚」が見えてくるはずです。
本日の生活指導!(まとめ)

友だち以上恋人未満から「婚約者」へ。交際期間が短くても結婚できる理由、わかったかな?
見ず知らずの相手とお見合いするところから始まるふたりの関係は、短期間で友だち、恋人、婚約者へと進展していきます。ふつうの恋愛の場合数年お付き合いした後に結婚となるわけですが、結婚相談所の場合は入会1年の間に結婚までたどり着ける可能性が高い。時間に制約があるからこそ、結婚に向けて効率の良い婚活ができるともいえます。
結婚相談所で出会いたいのは恋人ではなく、結婚相手。お見合い相手と恋愛できないということではありませんが、愛を育むというよりは信頼関係を築くことのほうに重点が置かれます。
先生もいろいろな口コミや体験談をチェックしてみましたが、なかにはお見合い1ヵ月後に成婚退会しているカップルのエピソードなどもありました。もちろんいいことばかりではなく、担当カウンセラーとの相性が悪くて退会というケースもありますし、何度お見合いしてもうまくいかなくて退会した、というケースもあります。それでもひとつの可能性として、制限された期間のなかで結婚できる有効手段であることは間違いないと思います。
最後に、気をつけなければいけないポイントをひとつ。
ふつうの交際とは違うよ、と説明してきましたが、たとえば泊りがけでどこかに行ったり、婚前交渉を行なったりすると「成婚」(結婚が決まった)とみなされるので注意するように。入会時にその結婚相談所の活動ルールをレクチャーされるので、しっかり予習・復習をしてシミュレーションをしておきましょう。
交際、交際、と浮かれないで、どうしたらこの交際を結婚に結びつけることができるのか、自分の頭で考えること。どうしたらいいかわからない、という悩み多き生徒諸君は、結婚のプロであるカウンセラーやアドバイザーに相談するのがいちばん!友だちや家族に相談するよりも、的確なアドバイスをしてくれるはずです。
さあて、結婚相談所ならではの交際の定義、キミたちにも理解できたでしょうか?結婚が決まるかどうかは、この交際にかかっています。万全の体制で果敢に挑戦してください!