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超ラーメン婚活潜入レポート(女ふたりのガチ対決)
当サイトの非モテ編集部がかねてから大注目していたラーメン婚活が、この度5,000人規模の野外イベントを行う事を知り、ラーメン大好きアラフォーのなっちゃんと、一回り年下の新米編集ビリ子がさっそく潜入取材に行ってきました!
二人が口々に「超楽しかった!」「婚活がクセになりそう…!」と語る、イベントの全貌を、なっちゃんのレポートでお伝えします。
その差12歳!歳の差女子のガチンコ対決スタート
こんばんは!非モテ編集部のなっちゃんです。以前参加したラーメン婚活に続き、今日は「超ラーメン婚活」にやってきました。ただ今回はもう一人、新米編集のビリ子も一緒に潜入することに。なんと彼女と私は干支が一緒(12歳差!)
果たして私たち、どっちがモテるんでしょうか??(あ、いや、会場レポートもがんばります!)
18:05 いきなり嬉しい大誤算、スタッフに連れられマッチングブースへ
駒沢大学駅から歩いて12分ぐらいのところにある「駒沢オリンピック公園」が今回の会場。私たちは開場時間とほぼ同時に到着しました。
(受付でチケットを渡すと、パンフレットとラーメン一杯・ドリンク一杯の引換券が渡されます)
受付を終えたら、とりあえずビリ子と会場を見て回ろうかな…と思っていたら、目の前にピンクのジャンパーを着たスタッフさんが数名待ち構えていました。ん?
彼女たちは、あっという間に私たちの両脇に回り込み、「食べたいラーメン決めてますか~?」なんてさりげない会話で私たちを促しながら、あれよあれよという間に会場中央にあるマッチングブースに誘導完了。そこには既に男性陣が行列をなして女性を待っていたのでした。
(行列に並んでいるのは、すべて男性……!)
そこで待っていた男性たちと私たちを4人1組にし、「いってらっしゃーい!」と力強く手を振るピンクジャンパーのみなさん。
息つく間もなくマッチング完了…!
足を踏み入れるまでは、今日ひとりも男性と会話できなかったらどうしようと内心ヤキモキしていたのですが、まったく杞憂でした。どうやら、この時間は男性の来場が多かったようです。見渡す限り、女性がほとんどいない状態でした。女性のみなさん、開場直後はねらい目です!
(1組目と相席テントへ。開場してまもなくだったので、まだまだ空席が目立ちますね)
最初にマッチングした2人の男性は、気さくで話しやすくていい人たちでした!見た目も、モロに私の好きなタイプであるメガネ草食系男子。なのでじっくりお話ししたいところでしたが、ここでラーメンを食べてしまうと、この後もっとイケメンに出会えた時にラーメンをご一緒できないしな…と悪魔がささやいて、ここは一旦ラーメンを食べずに雑談して終了!ちなみにコレ、婚活中の男女が陥りがちな「次はもっといい人がいるんじゃないか症候群」だそうです。短い期間にたくさんの人にあえるから、つい欲張ってしまうんですよね。
18:45 女子会テントへ
1組目とお別れしたあと、入り口から一番近いところにあった女子会テントへ。お客さんはほとんどいない状態でした。恐らく受付からすぐピンクジャンパーのみなさんによってマッチングブースまで運ばれてしまうから、ここには足を踏み入れないんでしょうね。中はさらに以下4つのテーブルに分かれていました。
- タロット占い
- コスメ(メイクアドバイス)
- エステ(スリミングマッサージ)
- ジュエリー
私とビリ子は、吸い込まれるように「タロット占い」の席へ……。
(一見、占い師にはみえない普通のキレイなおねえさんでしたが、タロットを持った瞬間の目つきはプロのもの)
私はまよわず結婚運を占ってもらいましたが「あなた、婚活イベントに来てはみてるけど、本当は何もしなくてもいつかは結婚できると思ってるでしょ」って……!ああ、図星(笑)なんだかんだ言い訳ばかりで、実は積極的に活動してないんですよね。なお、35歳を過ぎると結婚できる確率はガクンと落ちるので、世のアラフォー世代は私のようにのんびりしていてはいけませんよ。
(前のめりで真剣に聞き入るビリ子)
さて、隣の席では結婚運だけじゃなく恋愛運までお願いして真剣に聞き入るビリ子。本来の目的を忘れている新米編集者なんて置いて、そっとブースを抜け出すワタクシ。抜け駆けしてやりたいと思います。
出たとたんに、またピンクジャンパーのかたに遭遇し、1組目と出会ったマッチングブースへ舞い戻ることに。
(このころにはちょっとピンクジャンパーさんたちに慣れてきて、こちらからも男性の希望を伝えられるようになりました)
19:15 ついにラーメン!
私が次にマッチングしたのは、茨城から車ではるばるやってきたという男性。またしてもメガネ男子!今日はなんていい取材なんでしょうね?そんなメガネの彼とついにラーメンを食べる事にしました。
(愛媛宇和島産真鯛塩そばをいただきました!)
今回の超ラーメン婚活では、東京ラーメンショーとのコラボレーションで全国からやってきた18種類のラーメンから選んで食べられます。私が選んだのは塩そば!メガネの彼も同じラーメンがいいとのことでした。
(容れものこそ野外イベントっぽいですが、味も量も本格的なラーメンです)
いやまったく食の好みがあうな~、こりゃ今後の展開も期待できるなと思ったのですが
「いまおいくつですか?」
「僕は21です」
「ぶほっ!!!」
もう少しでラーメンを吹きだすかと思いました。さすがに15歳年下だと、息子のようにしか見られない……。
その後はジェネレーションギャップが気になってあまり会話を盛り上げることもできず、残念ながらサヨウナラ(涙)。この後にも22歳、25歳と若い男性と立て続けに会ったので、若い年代が多かったのかも。しかも、みなさん積極的に女性に声をかけていました。まだ若いのにもう婚活なんて考えているんですね。最近の20代男子は、婚活サービスの利用に抵抗がないという話は聞いていましたが、なるほど本当らしい。
19:45 ステージではどぶろっくが盛りあげ人が集中!
入り口近くに設置されたステージでは、芸人や歌手が入れ替わりに披露していましたが、この日オオトリをつとめたのがどぶろっくさん。会場に散らばっていた男女も、どぶろっく見たさにわらわらと集まってきていました。
(どぶろっく、ナマで聴いた歌声は声量がすごい。すっかりファンになってしまいました)
テレビでは絶対に放送できないシモネタで一人大笑いしているところに「あのー、お一人ですか?」と男性の声。幻聴かな?と思いながら視線を移すと、目の前に、私に声をかけてくださっている男性が!よくよく周りを見ると、同じように積極的に女性に話しかける男性がチラホラ。なんと、観客席に男女が集中したために即席ナンパスポットと化していたのです。
元々あるマッチングブースにはピンクジャンパーの方たちがいるので、待っていてもせっせせっせとマッチングしてくれますが、ここは特にそういったサポートがない。つまりここにいる男性陣は、自分の力で出会いを開拓したい肉食系男子と言えます。
肉食系がお好みの女性は、ステージに観客が集まる時間をねらうといいでしょう!
20:00 相席テントが満席…!
観客席で肉食系男子にナンパしていただいたものの、彼はまだラーメンを食べていないということで彼が食べるラーメンに付き合う事にしました。相席テントに戻ってみると、ほぼ満席状態!大盛況ですね!席を探すのに苦労しました。
(テント内の熱気がすごかったです!)
会話は盛り上がりましたが、そのころ私は一人で行動してしばらくたつので、そろそろタロット占いブースに置いてきたビリ子の様子が気になっていました。けれど目の前でラーメン食べている男性を一人置いて席を立つのも心苦しく、結局しばらく座ってお話ししてました。もしこのラーメンのサイズが半分だったら、何度も食べに行けるし、すぐ食べ終えるからいいのにな~。今回唯一残念に思った点でした。
なお、そのころのビリ子は私の心配をよそにモテまくっていたようで…
21:00 終了、そして
その後も男性の数が多い状況は続き、女性はただ歩いていればナンパされるという日常生活ではありえないフィーバーが続いていました。私も終了時刻の21:00までしっかり出会いまくったあと、ビリ子と合流。
(なんか…いい顔してる…)
(その場で、今回何人の男性と連絡先を交換できたか数えた結果…)
(ビリ子がガッツポーズ!!)
連絡先を交換できた男性の数
- ビリ子
- 7人
- なっちゃん
- 5人
う、うそでしょ!?占いブースでうつつを抜かしていたはずのビリ子が勝利……!
なっちゃん×ビリ子の超ラーメン婚活後日談
(都内某所で行いました)
なっちゃん:
こないだはおつかれ~。超ラーメン婚活、どうだった?
ビリ子:
ほんっとに楽しかったです~!男性のみなさん積極的に声をかけてくださるし、べた褒めしてくれるのでもう舞い上がっちゃって!こんなに楽しいなら婚活がクセになりそうです。
なっちゃん:
え、そこまで楽しかったんだ!まあビリ子がモテまくってたのはLINEからも伝わったよ……。
(潜入取材チームのLINE部屋ではリアルタイムで状況が伝えられていました)
ビリ子:
今回は、幅広い年代のかたが参加しているみたいだったので、とにかく最初に年齢を言うのを徹底しました。なかには「●歳年上になっちゃうけど大丈夫?」なんて質問されることもありましたけど、おおむね反応は良かったですね。やっぱり男性っていくつになっても若い女がいいって言うじゃないですかー。
なっちゃん:
うっわ、あざといわー!同じ干支とは思えないあざとさだわー。
ビリ子:
婚活イベントですよ?自分の長所は分かりやすく売りにしていかないと。
なっちゃん:
その長所が年齢ってところに、あざとさを感じるけどね…。でも、ビリ子のいうとおり、短い時間でたくさんの人と会うから、分かりやすい言葉で自分の長所をアピールするのは大切ね。私の場合は「ひどいときは週5でラーメン食べてました」とかもけっこう食いつき良かったよ。
ビリ子:
それ、たぶん長所じゃない。
どんな男性が参加してた?
ビリ子:
30代以上の男性が多かった気がします。結構、年配向けのイベントなのかなって。
なっちゃん:
え!?私出会った人20代が多かったよ。ビリ子は年上キラーなの??
ビリ子:
いやいや、私は好きになったら年齢関係ないタイプですけど、むしろ若い人が先輩に行くほうが解せません。
なっちゃん:
きっと年上の色香よ!あんたにはわからない大人のフェロモンが出てるんだわ。
ビリ子:
先輩のフェロモンは一生分からなくていいです~。ちょっとまとめてみましょうか。
(私たちが出会った男性の年齢層をまとめました。ここでは分かりやすく円グラフに)
なっちゃん:
あれ、年齢層、けっこうばらつきあったんだね。これなら「婚活って若いor年取った自分が行っても大丈夫かな?」って心配は要らないね。
ビリ子:
これからラーメン婚活に行こうか迷ってる人にとっては勇気が出ますね~。
果たしていい出会いはあったのか?
ビリ子:
で、いい人いました??
なっちゃん:
いたいた!大満足よ!!私の好みは草食系の声が優しいメガネ男子なんだけど、そういう人たちって普段は分かりやすいアプローチはしてくれないじゃん。けど今回の超ラーメン婚活は、大きなイベントという高揚感とか、サンマリエさんの超強力なマッチングの助けもあって、普段は草食系にジャンル分けされそうな男性のみなさんが気軽に話しかけてきてくれるのが嬉しかったな。
ビリ子:
私もそれ分かります!普段だったら出会えないような人とも気軽に話せるし、適度に持ち上げてくれるしでお姫様みたいな気分でした!
なっちゃん:
一人すごい人がいたわ。後ろからウワーッって追っかけてきて、何ごと!?って思ったら「あなたが別の男性と話し終わるのを待ってたんです」って。思わず胸がときめいたわよ。36年生きてきてこんなモテかたした事なかったから、なんか女性として自信がついたな~。
ビリ子:
ええ!?それ、追いかけてきて振り返ったら「人違いでした」なんてパターンじゃなくてですか?
なっちゃん:
ちょっと!あたしを何だと思ってんのよ(笑)で、ビリ子はいい人いたの?なんか、撮影班に聞いたら「2人に囲まれてた」とか聞いたけど。
ビリ子:
あ~。あのときですね。どちらも一人で来たそうなんですが、とにかく私を褒めて褒めてほめまくってくれるので、すっかりいい気になっちゃいました(笑)
(その時のようすが撮られた写真をのぞき込む)
なっちゃん:
ええ~…こりゃすごいわ…
ビリ子:
あ、他のみなさんいい人でしたけど、一番のイケメンは帰りの駒沢大学駅のホームにいたんですよ…!超ラーメン婚活の参加者っぽかったんですが、もう会場の外なんで、話しかける勇気はなかったです。
なっちゃん:
てか、帰り道まで気が抜けないよね。私なんて帰り道に若い男子2人とLINE交換しちゃったし。
ビリ子:
それ見てました!私に負けたからって巻き返そうとしたんでしょ。
なっちゃん:
ち、ちがうわ!
NGなメンズはいたのか
ビリ子:
逆にNGな人っていました??
なっちゃん:
ウチも今回、いいひとばっかりだったけど、唯一、とにかく質問攻めにしてくる人が苦手だったかなぁ…。「どこから来たの」「どこで働いてるの」「むずかしい仕事なの」とか一方的にばーっと。
ビリ子:
私は、イベント中はみんないい人~って感じで特に変なひとはいませんでした。
なっちゃん:
出たわー。人にダメなとこ喋らせといて自分はいい子ぶりっこする女~。
ビリ子:
いやいやいや、本当に。あ、でも終わってからのLINEのやりとりで返事が一日空いただけで「1日空くと不安です」とかってかたは、ちょっとしんどい…イベント中にあまり話せなかった人なので、こちらも会話のネタに困っちゃってなかなか返せなかったんですよね。
なっちゃん:
それは重いwwビリ子のくせにww
ビリ子:
先輩がひどい。
なっちゃん:
まー、確かに、イベント中にある程度話ができてないと、そのあとのLINEのやりとりで何を話したらいいか迷うよね。ラーメン婚活の場合は、それでも「どんなラーメンが好きですか」ってキラートークがある分、助かるけど。
ビリ子:
なるほど、その手がありましたね。さては先輩、そうやってメンズたちをつなぎとめていますね?
なっちゃん:
(……バレたか)そ、そうよ。実はおかげで今月、ラーメンデートの約束が3件あるのよ!!残業できないからあんたに押し付けて帰るね?先輩の恋路を応援してね?
ビリ子:
えっ、ちょっ……
超余談ですが、今回、わたくしなっちゃんが一番胸キュンした瞬間は、ゆるきゃらの「みあう~ちゃん」がステージに立った時。広いステージにたった一人(匹)で立ち、かなり緩慢な動きで「ぺんぱいなぽーあぽーぺーーん」を披露していたのです。頭が大きいせいか、ペンとパイナポーが確実に刺さっていない感じがかわいい。来年読む人にはたぶん伝わらないのが残念です。