見どころ満載!
東京の個性派お見合いパーティー完全ガイド

30代女子が婚活サバイバーになるための秘訣とは

婚八先生

おはよう!今日もさっそく婚八先生の「東京婚活マニュアル講座」をはじめます。

今回のテーマは30代女子にとっての婚活。これまで先生が受け持ったクラスのなかで、30代の女子がいちばん多いんですが、切羽詰っているからか悩みの相談が非常に多い。そこで今回もわかりやすく、30代女子の婚活を成功させるためのコツとポイントについて解説していきます。それではさっそく始めていきましょう。

結婚したいのにできない…!30代女子の厳しい結婚事情

このクラスに集まっている30代の女子生徒のみなさんは、全員なるべく早く結婚したいと考えている人ばかりですよね?理想の結婚相手と家庭を持ちたい、子どもが欲しい。それは誰しも願うことです。てすが、じっと待っているだけではその願いはかないません。東京には未婚男子がいっぱいいるのだから、そのうち出会える…などとのん気なことを言っている場合ではないのです。がんがん自分から探しに行かないと、手遅れになりますよ。

20代には合コンや飲み会で男子と出会う機会がたびたびあったでしょう。しかし30代になったらパッタリそういうお声がかからなくなった、誘われなくなった…という生徒もいると思います。現実を直視せず気付かないふりをしていても、自分の「商品価値」が下がっていると実感するようなエピソードがありませんか?もう恋愛に一喜一憂するのはやめて、結婚に直結する付き合いを模索する時期に来ているのです。

婚活は「されど1歳」が明暗を分ける

総務省が成人女子約5600万人を対象に行った「国勢調査」によると、35歳女子が5年以内に結婚できる確率は、わずか12.6%…。30代後半の結婚したい女子、まして子どもを産みたいと考えている女子からしたら、結構厳しい数字ですね。39歳以降になると2%未満にまで落ち込むようです。最も割合が高い26歳と比べると43.7%ともの差があります。「売り手世代である26歳とわざわざ比べなくても」という顔をしている人が数名いますが、目をそむけてはいけません、これが30代女子の現実なのです。

35歳女性が5年以内に結婚できる確率

国勢調査の内容をもっと詳しく見てみよう。

どれどれ…34歳が21.0%と、35歳の数値と約10%開きがあるようだ。34歳と35歳、1歳違いでそんな変わらない様に感じるが「アラサー」「アラフォー」と表現すると、うーん、やっぱり差を感じてしまうね。ほらほらそこ、むくれないで。

ではなぜ、結婚できる確率がここまで下がるのでしょうか。それはズバリ、“男子側のニーズが下がる”からです。基本的に男子は、若い女子を結婚相手に選びたがりますが、そのいちばん大きな理由が「子どもがほしい、つくりたい」から。2015年に行われた出生動向基本調査によると、18~34歳の独身男子のうち、結婚する意思のある未婚者が希望する子ども数の平均値は1.91人。すなわち「2人は欲しい」と思っている男子が多いことがわかります。出産適齢期といわれるのは30代前半、34歳くらいまでですから、子どもがふたり欲しければ逆算して…20代女子のほうがいいだろう、と。未婚男子の脳みそとは、まあだいたいそんなもんです。

『私だって子どもが欲しい』『出産のタイムリミットは、女子のほうが男子の数倍以上敏感に感じてるよ』と怒るのは当然だと思います。女子は子どもを授かる立場ですからね。でも、男子の理想である「若さ」「子どもが欲しい」という考えは変わりませんし、そもそも彼らは変える気すらありません。だからこそ30代女子は、1歳でも早く、もっと言えば1日でも早く婚活を始めてほしいのです。

『私はまだ31歳だし、20代後半の子とは見た目もそんな変わらないから、まだまだいける』なんて悠長なことを言ってられません。イス取りゲームのイスはどんどん埋まっていくのだということ、改めて認識しなければなりません。

30代女子は知らなきゃソン!婚活サービスをうまく使うコツって?

キミたちも重々感じていると思いますが、日々の生活のなかで、理想の相手と出会って交際に発展する…ということはごく稀です。リアルに考えると職場恋愛が可能性としていちばん高いかもしれない。だが、でも、理想の男子が職場にいるという確率は、いったいどれくらいあるでしょうか。旅先で運命的な出会い、幼なじみと結婚、行きつけの店で意気投合。どれも可能性はありますが、「限りなくゼロに近い」状況であることに変わりはありません。では、この切羽詰った状況を打破するためにはどうしたらいいか。先生が思うに、ひとりでもがいても限界があると思います。「別にいますぐ結婚できなくてもいい」と思うのであれば、先生、もう何も言いません。でももし、「なんとかして結婚したい」のであれば、人の助けを借りてでも出会いを手繰り寄せる。コレに尽きると思います。チャンスをモノにできる婚活サービスやツールはいくつもありますので、ここで典型的な結婚サービスを活用するコツについて、いくつか説明しておきましょう。

結婚相談所

結婚相談所を上手に活用するコツは、次の3つ。

  • 相手の希望条件はどうしても譲れないものだけに絞る
  • 結婚のプロ、アドバイザーやスタッフのサポートをとことん利用する
  • なるべく多くの男子とお見合いする

「結婚相談所はモテない人が集まるところでしょ?」「いきなり高額の入会金をとられそう」「家族や友人に知られたら恥ずかしい」――先生がこれまで悩みを聞いてきた女子生徒たちは、だいたいこんな印象を持っているようだね。ハードルが高いというか、面倒という気持ちもわからないではない。。だがそこで物怖じしていてはもったいない。

なぜなら結婚相談所は、結婚願望が特に強い人が集まる、婚活の聖地のような場所だから。結婚に対する温度差を感じることなく活動できるので、相手の気持ちを推し量って悩むこともありません。極端なことを言えば、出会ってすぐにでも結婚できる可能性すら、あるのです。結婚相談所は「結婚を相談する場所」というだけでなく、「条件に合った複数の相手と効率よくお見合いできる場所」でもあります。

1.相手の希望条件はどうしても譲れないものだけに絞る

希望条件を提示したうえでお見合い相手を探せるから、「あり得ない」と思うような相手を紹介されることはほとんどありません。したがって婚活パーティーなどのように苦手なタイプとでも話さなければいけない、という苦痛もありません。興味のない人と話す時間、それこそムダです。

ただしここで注意しなければいけないポイントがあります。それは、「希望条件を絞り込み過ぎない」ようにすること。「高身長(180cm以上)・高収入(年収1,000万円以上)・高学歴」なんて、そんな高望みはしない…と思っている生徒もいるでしょう。もちろんその考えは正解です。そんな好条件な人は既に結婚されて家庭を築いています。「ルックスも年収も極めて平均的な男子であれば…」とキミたち全員が考えているはずです。

ただし!ところが実際に希望する条件を洗い出してみると、「普通の、平均的な男子」が良いと言っているわりには、希望条件が5つ、6つとあったりしませんか?「30代男子で最低でも身長は170cm以上。年収は普通よりちょっと上くらい、真面目で気が利くタイプ。ルックスは中の中くらいで清潔感のある人がいい。できれば中肉中背で薄毛じゃない人で…」。どうでしょう、キミは控えめに条件を出しているつもりでも、実際にはかなりお見合い相手の候補を絞り込んでいることがわかりますか?

「やさしくて誠実で、結婚生活を送れるだけの経済力がある男子」という条件は、女子生徒全員が希望することであろうと、先生は思います。でも、それ以外のルックスやキャラクターについてはどうでしょう?もしかしたら、キミの求める条件を満たす男子はその結婚相談所には少ししかいないかもしれません。「わたしは一切妥協したくない」という生徒は少し考えてみればいい、自分で間口を狭めることが得策かどうか。譲れる条件はなにか、これだけは外せない条件はどれか、じっくり検討したうえで希望条件を設定すべきだと、先生は思います。

2.結婚のプロ、アドバイザーやスタッフのサポートをとことん利用する

結婚を成功させるためのキーパーソンといえば「アドバイザー・カウンセラー・コンシェルジュ」といった、結婚のプロたち。キミと相手とのお見合いをセッティングしてくれるだけでなく、デートの誘いかたやデートの場所、お見合いで話す内容など、婚活中のさまざまな悩みについて、具体的にアドバイスをしてくれます。どのようなサポートが得られるかは結婚相談所によって違いますし、プランによってもカバーする範囲が異なります。「結婚のプロに徹底的にサポートしてもらうためには、どのプランを選べばいいですか?」と質問すれば、スタッフのかたが詳しく説明してくれるはず。

月会費などの金額に惑わされず、納得がいくサービスやサポートが受けられるプランやコースを選ぶようにしてくださいね。入会してしまってから後悔しても、取り返しがつきませんので気をつけて。

もちろん、キミの希望条件を考えたうえで、ふさわしい相手を探してくれるのですが、結婚のプロが「このふたりならきっとうまくいく」と判断して、希望条件とはあえて少し異なる相手を紹介してくれる場合もある。「自分がいちばん自分の好みを知っている」と我を貫くのではなく、「せっかくだから一度は会ってみようかな…」と気持ちを切り替えて会ってみたら、意外や意外、馬が合ったという人も多いそうですよ。そこはプロの目を信じて、せっかくのチャンスを逃さないよう気をつけてくださいね。

3.なるべく多くの男子とお見合いする

複数の人と「お見合い」をするのもポイント。先ほども触れましたが、結婚相談所は「効率よくお見合いをセッティングしてくれる場所」です。ですから、なるべく多くの相手とお見合いしたほうがいい。『複数の人と同時にやり取りするなんて、なんか相手に悪い』と思うかもしれません。ですが、相手も同じように複数の人と会っているので、そこは割り切りましょう!

たしかに同じ時期に別の人と会うのは疲れますし、根気のいる作業です。しかし、でもその分、結婚できる可能性は高まりますし、婚活の経験値も上がります。最適の相手としあわせな結婚をしたいと思うのであれば、多少の苦労は覚悟しなければなりません。ひとりで悶々とするわけではなく、多くのカップルを送り出してきた結婚相談所の専門家たちがサポートしてくれるのですから、大船に乗ったつもりで果敢にチャレンジしてほしいと思うのです。

婚活パーティー

婚活パーティーにも、スマートな活用術が3つあります。

  • 自分が年上にならないパーティーを選ぶ
  • 年上(40代前半)希望なら、40代前半までの年齢限定パーティーが◎
  • 同世代を狙うなら36、37歳以下のパーティーがおすすめ

婚活パーティーは、年代はもちろん、共通の趣味がある人限定で会うことができます。料金は安いもので500円、なんてものもあるそうです。気軽に行けるのはありがたい反面、参加するパーティーによっては「何も実にならなかったどころか、気分を悪くして帰ってきた」人もいるようで。婚活パーティーの目的は、楽しむのではなく理想の結婚相手と出会うこと。妥協することなく、自分が求めている人を婚活パーティーで探すためには、3つのコツがあります。

1.自分が年上にならないパーティーを選ぶ

まず「自分が年上にならないパーティーを選ぶこと」。例えば20歳以上~35歳未満のパーティーがあったとしよう。「私は30歳だから、この婚活パーティーの参加条件を満たしている」と考えて参加したとしても、実際男子が群がっているのは20代の女子たち…。男子は…そうです、本能的に「若さ」を求めるものなんです。スキンケアやメイク、ファッションで外見は磨き上げられますが、30代の女子がどうあがいても勝てないものはズバリ年齢。そこで20代の女子を妬むのは、大人の品格ある女子としては実にもったいない。年齢で勝てないなら、キミ自身が若いとちやほやされる環境に自らを置けば良いのです。

2.年上(40代前半)希望なら、40代前半までの年齢限定パーティーが◎

「30代前半~45歳未満」「30代後半~45歳未満」と、自分が若手のポジションで入れる条件の婚活パーティーであれば、自分が「売り手市場」側につくことができます。話しかけられる可能性が高まりますし、「このメンバーのなかでは好条件」という立ち位置を獲得できるというわけ。40代男子は30代女子がメインターゲットとなりますので、30代女子のみなさんも同世代に絞り込まずに、少しだけ上の年齢まで条件を広げて参加すべきだと思います。これまで年上の大人男子と付き合ったことがないキミでも、話しやすさや話題の豊富さ、包容力、人生経験など角度を変えて大人男子を観察する絶好のチャンスです。積極的に自分からも話しかけるようにしてくださいね。

同世代を狙うなら36、37歳以下のパーティーがおすすめ

『いやいや、私はどうしても30代の同世代を狙いたいんだ』という生徒には、30代前半・30代後半の男子がたくさん参加しそうなパーティーがおすすめです。ちょっとした年齢のトリックなのですが、たとえば以下のような条件の婚活パーティーの場合、参加メンバーの年齢内訳はだいたい…

男子参加条件:25歳~34歳 ⇒ 実際に来ている男子:30歳~34歳が約8割

男子参加条件:28歳~37歳 ⇒ 実際に来ている男子:34歳~37歳が約8割

という内訳になるケースが多いそうです。ただし、女子の年齢層も男子と同じ設定の場合、25歳の若手が全部いいとこ取り…なんてこともあり得ます。最近の20代女子にとって同世代は頼りないらしく、年上狙いという傾向が顕著。30代の年上男子にリードされたい…という20代女子は意外に多いんです。20代の若さにはない「知性」や「優しさ」を言葉やしぐさでしっかり伝えられるような、ひとりの人と長く話ができるタイプの婚活パーティーを選びましょう。

婚活サイト

婚活サイトを有効活用するコツは、以下の3つです。

  • プロフィール写真は絶対に載せる!
  • メッセージにキミから相手への質問を入れると返信率アップ
  • 気になった人には即返信を心がける

婚活サイトは、インターネットのメッセージ機能を通して、気になった相手とのやり取りが中心となる婚活サービスです。結婚相談所や婚活パーティーのように、いきなり相手と会うことはないので「初対面の人と話すのは緊張して苦手」という人に最適な婚活方法です。プロフィールには希望条件だけでなく、自分の好きなことや趣味なども書き込むと、相手にキミのイメージが伝わりやすい。

1.プロフィール写真は絶対に載せる!

遊び半分ではなくしっかり婚活したいのであれば、プロフィール写真の掲載はマスト。逆の立場で考えてみればわかりますよね?顔の見えない相手とどこまでコミュニケーションが取れるのか。たとえ共通の趣味や好みがあったとしても、プロフィール写真が載っていない相手と、実際に会うところまでたどり着けるでしょうか。もちろん個人情報を表に出したくない、という気持ちはわかりますし、結婚詐欺などの犯罪に巻き込まれたらどうしよう…と不安を感じることもあると思います。ですからまず、婚活サイトを選ぶときに、このような不安を解消してくれる企業やサービスを選ぶべきです。真正面の写真は恥ずかしい、という女子は、顔を斜めに振ってもいいですし、ダテめがねをかけてみる、というのもひとつの方法です。

2.メッセージにキミから相手への質問を入れると返信率アップ

気になる人には質問入りのメッセージを入れてみましょう。ただ長々といくつも根掘り葉掘り聞くと、面倒くさいオンナだな、と思われてしまうかもしれないので気をつけて。聞きたい気持ちをグッと我慢して、1、2つ程度に留めるくらいが良いですね。毎回心がけてほしいことは、「自分がもらって心地良いメッセージ」になっているかどうか、送る前に必ず複数回チェックすること。もちろん、相手が答えてくれたことに対して感謝の気持ちを表すことと、その答えに対するコメントも忘れずに。聞くだけ聞いて、答えには触れず…といった放置プレイは、絶対にやめましょう

3.気になった人には即返信を心がける

また、メッセージを読んだあと、即返信を心がけると好印象。メッセージをくれた人全員に即レスをしなくても構いません。あくまで「気になっている人限定」で良いのです。相手への日記に「いいね!」を押したり、Twitterのようなつぶやきには、コメントをちょっと添えたりと、ガツガツではなく「マメな女子」の印象を与えると◎。ただしこれも微妙にタイミングを計らなければいけないのですが、朝イチや仕事中と思われる時間帯などは避けるほうが無難。「この人、一日中ヒマなのかな」と思われるのも、あまり面白くありませんよね?ですから、ランチタイムの時間帯や仕事終わり、もしくはあまり遅くない夜に返信するようにしましょう。

婚八先生からのワンポイントアドバイス

  • 希望条件は「捨てる」のではなく「絞る」
  • 複数の人とやり取りをする
  • 迷いは禁物!第三者の意見に惑わされず、自分の直感を大事に

ちなみに、この項目の最後に、婚活に悩む30代女子に朗報です!国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、40歳~45歳の独身男子が希望する女子の年齢は、30代女子が「57.3%」です。つまり、40代男子の約6割は30代女子を求めているということになります。もちろんあとの4割は20代狙いということになりますから油断はできませんが、30代には30代の「売りどころがある」ということを認識していただきたい。年下の男子がいいとか、同世代じゃなきゃイヤだとか、そんなことを言っている場合ではない…そう先生は思いますよ。

30代女子に婚活男子が求めているものはなにか?

「よし、コツをふまえたうえで婚活サービスを利用しよう!」と決意を固めた女子生徒のみなさん。だが、ここで焦ってはいけない。がむしゃらに頑張りすぎてってしまって、逆に空回りしてしまう危険性があります。婚活男子が30代女子に本当に求めているものとはなにか。それを理解したうえで動かないと結果がついてきません。あまりたくさん紹介しても覚えられないと思うので、3つに絞って説明しておきます。

優しくて思いやりがある

20代最大の武器が「若さ」であるとするならば、30代女子の武器は「包容力」です。相手の男子を優しく包み込んであげる、お母さんのような温かさ。相手の男子が年上でも年下でも関係ありません。婚活ライバルの中でいちばんの強敵である20代に勝つためには、男子に「安心して話ができる」時間と空間を提供できるように心がけて。

若さと勢いで自分を最優先する20代女子がいるとしたら、最初のうちはよくても結婚相手としてはふさわしくない…そう感じるようになる男子も多いのではないでしょうか。もし20代女子のライバルが「若くてかわいくて品があり、でしゃばらずに優しく話を聞いてくれる」ような子だとしたら、そのときは両手を挙げて降参!次のターゲットに切り替えて前進あるのみ、です。

経済的な自立を求める男子が急増

キミたちが結婚していないのは良い意味で「自立している」からだと、先生は思います。仕事で何かを任される立場になり、忙しく充実した毎日を送っていると、つい仕事中心の生活になってしまいがちですよね。なになに、「男子から見たら仕事人間だと思われていないか…」と不安に感じる?いやいや、そんなことありません!

平成27(2015)年に行われた、第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)によると、結婚相手に求める条件として、女子の経済力や職業を重視している男子が増加傾向にあるようです。また、男子が女子に求めるライフコースとして、「専業主婦(10.1%)」に対し「子どもを生んでも仕事を続けて欲しい(33.9%)」という結果になっています。

これはつまり、社会全体に終身雇用という概念がなくなりつつあることと、無関係ではありません。結婚生活や育児に必要なお金は夫婦で稼がなければ、とても安定した生活は送れない…というのが本当のところだと思います。ですから経済的に自立しているケースが多い30代女子にとって、この傾向は“追い風”だと思いますよ。

上品な女らしさソフィスティケイトされた女子の魅力

ルックスが良いといわれる女子でも、文句や荒い言葉遣いが目立つとゲンメツしてしまいます。これは男子に限らず女子もそう思いますよね。言葉遣いや立ち振る舞いがキレイ、気が利いた対応をしてくれたら、男子もほっときません。ただ!ここでカッコ良い女子になり過ぎると、男子は恋愛対象ではなく、ライバル意識を持ってしまうことも。男ってホント、面倒くさいですねえ。

「甘えてみる」「わがままを少し言ってみる」という行為も、ときにスパイスとして出してみると、男子はそのギャップにグッとくるはず。「なんだか面倒だなあ…」などと思っているそこのキミ。厳しいことを言いますが、自然体で今までやってきたから出会えなかったんですよ。少しはムリをしなければ、相手は寄ってこないことをもっと知りましょう!

婚八先生直伝!スグ効く婚活アドバイス【タイプ別シミュレーション】

まだ「どうしたら婚活を成功させられるのか」「そもそも婚活自体、イメージがわかない」という生徒もいるでしょう。一人ひとりが抱える不安や悩みは違いますし、性格やライフスタイルも異なります。そこで最後に、お悩みのタイプ別にケーススタディしつつ、先生から30代女子のみなさんに贈る言葉で送締めくくりたいと思います。

ルックスに自信がないケース

「私は若くもないし、ルックスもどちらかといえば良くない」と悩んでいるキミ。たしかに男女ともに美男美女に目が行くのは仕方がないことだと思います。ただし、結婚は顔で決めるわけではありません。お互いに話をしていて波長が合う人、自然体でいられる人が結婚相手に選ばれるのです。

その悩みを持っていること自体、先生は素敵だと思います。だって、今の自分で良いと思っているなら、あなたはそんな悩みを今抱えていないハズ。だけど大事なことは、自信がないからといってそこで立ち止まらないこと。自分を変えるのは簡単なことではありませんが、物事のとらえかたや考えかたを変えることは、少し努力すればできるようになります。

「流行にうとくて田舎っぽい」と考えるのか、「流行にとらわれず素朴な雰囲気を大切する」ととらえるのか。同じテーマでも正反対に近いくらい、発想が違うということはわかりますよね?そしてポジティブに考えることができるようになったら、次は「こうしたい、こうなりたい」を「こうしよう、こうなろう」というアクションに変えていくのです。メイクだけでなく、髪型にこだわったり、今まで着たことない服にチャレンジしてみたり、自分ができることを行動に移してみましょう。30代で自分を変えるのはとても勇気がいるものです。それでも、「挑戦あるのみ!」と先生は言いたいです。

男子慣れしていないケース

「30代にもなって恋愛経験もほとんどなくて男子慣れしていないって、終わってる…?」と悩んでいるキミ。恋愛経験が豊富な女子には勝てない、と思っているかもしれませんが、それは間違いです。そんなふうに思い込んでいるとしたら、いますぐその思い込みを捨ててください。いいですか、男子だって女子慣れしていない場合が多い。婚活しているわけですから、「付き合う相手もいなくて困っている」わけですよね。婚活中の男子が探しているのは結婚相手であって、「恋愛経験豊富なモテモテ女子」ではありません。逆にそんな女子がいたとしたら、結婚相手に選びますか?いやー、絶対に選ばないと思いますよ。

どんなに美人でもそっけない態度だったら、話す気持ちは確実になくなります。また、ベラベラ話し過ぎる女子も引いてしまうもの。男子に慣れているから男子自身も話しやすいというわけではありません。重要なのは「聞く姿勢」と「相手が話しやすい雰囲気」をつくることです。ニコニコしながら話を聞いてくれるとそれだけで男子は安心するんですよ。やはり男子には女子をリードしたいというプライドがありますから、そのプライドをぶち壊すようなことがないようにしてあげてください。男慣れしていなくてけっこう、逆に男子にとっては新鮮に映ることだってあるのですから。

バツイチのケース

「バツイチだからきっと選ばれないだろう」と諦めているそこのキミ。男子は初婚の女子のほうが良いというステレオタイプの考えはもはや古いかもしれませんよ。ひと昔前であれば、女子にとって離婚経験は致命傷になりかねませんでしたが、いまは「バツイチもしくはバツイチでもOK」な人だけが集まる婚活パーティーが開催されるなど、離婚が社会的にも珍しいことではなくなってきたように思います。

経済的な自立を維持したまま結婚した場合や子どもがいない場合などは、離婚によって女性が受けるダメージは少なくなってきています。もちろん離婚原因が金銭がらみだったり、DVなど深刻な問題だったりする場合は除きますが。たとえバツイチ子持ちの人でも、結婚相手として考えてくれる男子も増えてきているようです。見方を変えれば、バツイチの人は、一度目の結婚で結婚生活を経験済み。理想の結婚を夢見る女子より、結婚相手としてふさわしいと考える男子がいるのも事実なのです。「相手が幸せにしてくれるだろう」と委ねる姿勢ではなく「私も相手を支えよう」という強い気持ちで、バツイチ女子も婚活をあきらめないでほしいものです。

本日の生活指導(まとめ)

婚八先生

思い込みこそ最大の敵。悩んでいるヒマがあったら、即、動くべし!

男子はいくつになっても「若さ」を求めるといいますが、そのことにコンプレックスを感じるあまり自己卑下してもなにもいいことはありません。ないものをねだるのではなく、あるものを磨く。キミたちには30代女子としての経験と魅力が備わっています。逆立ちしたって、20代女子はかないません。男子すべてが、30代のキミたちをまるっきり論外としているわけではないことを、心に留めながら婚活していきましょう。

昔のことわざに「うかうか三十きょろきょろ四十」という言葉があるように、まさに光陰矢のごとし、残されている時間はあまりありません!すぐに行動に移しましょう。

本音をぶっちゃけ!個性派お見合いパーティ体験談