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過去にDV男と付き合ったせいで、男性不信…

婚八先生

配偶者や恋人などのパートナーから暴力を振るわれるDV(ドメスティックバイオレンス)。肉体的にも、精神的にも暴力は人の心を大きく傷つけます。婚八先生のもとにも、過去のDV被害がトラウマになってしまったせいで婚活をためらっている生徒の悩みが届きました。
「このままずっと1人なのか不安」と苦しむ生徒に、婚八先生がトラウマの克服法を伝授します。

相談者:27歳女性

  • 過去にDV男と付き合ったせいで男性に対してトラウマが…
    現在、27歳。まわりにどんどん既婚者が増えていく年齢です。結婚して幸せそうな姿を見ていると、私も…と憧れますが、どうしても婚活に一歩踏み出せない理由があります。それは、以前付き合っていた男性が暴力を振るう、いわゆる「DV男」だったんです。すぐに手をあげる彼といたことで「男性=怖い」というトラウマができてしまいました。今でも、ときどき夢に見るほどです。素敵な男性がいても「この人も暴力を振るうのでは?」と不信感や恐怖心が拭えません。
    どんどん幸せになっていく友人や知人を見て、私はこのままずっと1人なのかと不安になってしまいます。婚八先生、私はどうすれば幸せになれるのでしょうか?

まずは心を休ませるのが第一!それからトラウマと向き合おう

婚八先生

つらかった過去を打ち明けるのは、とても勇気がいったと思います。ありがとうな。DVは、体への暴力だけではなく、心や尊厳を踏みにじる行為です。そんな許しがたい男性のせいで、結婚したいのに婚活をためらってしまう君の苦しみを思うと、先生は涙がとまりません。

でもな、君に伝えたいことがあります。君をつまずかせてしまった彼という存在は、長い道の途中に転がっている石ころのようなものです。つまずいてしまったとき、痛かったかもしれません、つらい思いもしたでしょう。でもどうか、そんな石ころのせいで立ち止まって、幸せになるのを諦めないでください。

先生は、君の味方です。先生と一緒に、どうすればつらいトラウマを乗り越えて幸せな未来へ歩いて行けるか考えてみましょう。

ゆっくり心を休ませよう。メンタルケアの専門家に頼るのも1つの手

DVのトラウマから「男性恐怖症になった」「夢にもでてきて眠れない」と苦しみながら毎日を過ごしている人もいるかもしれません。心の傷は、なかなか1人ではケアできないもの。つらくて、日常生活にも支障がでるようなら、心療内科を受診するのも1つの手です。

君は熱がでたとき、風邪をひいたとき、どうしますか?きっと、ゆっくり体を休ませますよね。心も同じです。無理をせずに、ときには休ませてあげてください。もし、医療機関は抵抗があるなら、自治体やNPO法人などが設けているDV相談窓口を利用しましょう。

DV被害者の中には「私も悪かった」と自分を責めてしまう人もいます。暴力を振るう男性は「お前が悪いから」「お前のせいでイライラする」と否定的な言葉を投げつけがち。そのせいで、自尊心を踏みにじられ「私が悪い」と自己否定の感情にとらわれてしまうんですね。でも、はっきり言いましょう。君は「被害者」です。自己否定したり罪悪感を覚えたりする必要はありません。どうか「私は悪くない」と、まずは君自身が自分を許して、認めてあげてください。

婚八先生が伝授!トラウマの克服法

日常生活に支障はないけれど、男性への恐怖心や不信感がまだ残っている人もいるでしょう。そんな君たちのために、トラウマの克服方法をお伝えします。

そもそも、どうして人はトラウマを抱えてしまうのでしょうか。心の傷が大きい・小さいに関わらず、イヤな記憶は早く忘れてしまいたいもの。できるなら、なかったことにしたいと考える人も多いはずです。でも、実はそれが「トラウマ」を引きずってしまう種になります。

生きていくうえで、楽しいばかりの毎日を過ごすのは不可能といっても過言ではありません。嫌な思いをすることもあれば、つらい出来事に遭遇する可能性も大いにあります。そして、多くの人が「これぐらいで、めそめそしてはダメだ」「大丈夫」と気持ちを切り替えて問題をなかったことにしようとしがちです。もちろん、前へ進もうという気持ちは、生きていくうえで必要なもの。ですが、トラウマをなかったことにしようと、見て見ぬ振りをするのは良くありません。しっかりと向き合って、気持ちを切り替えてから前に進むようにしましょう。

見て見ぬ振りをすると、一見トラウマを気にせずにすむと思えますが、決して解決したわけではありません。ただ、心の奥底に無理矢理押しこんでしまっただけなんです。でも、その無理は心にとってすごくつらいもの。忘れたはずのトラウマが何度もフラッシュバックするというのは、心が無理に耐えきれなくなって悲鳴をあげているのです。

トラウマを忘れるためには、心の悲鳴を受け入れて、向き合うことが大切になります。「大したことじゃない」「大丈夫」と悲鳴にふたをせず「こんなに傷ついていたんだ」と受けとめましょう。君の心を誰よりも受けとめられるのは、ほかでもない君なんです。1人では受けとめられないという人は、誰かに話を聞いてもらうのもいいですね。「相談相手がいない」「私の問題なのに、知人や友人に頼ってもいいのか不安」という人もいるかもしれません。そんなときは、SNSやブログなどを利用して気持ちを吐き出しましょう。とにかく、トラウマという重い荷物を1人で抱えこまないようにしてください。

医療機関や相談窓口に頼るにせよ、そうでないにせよ、トラウマを克服したい!という気持ちが何より大切です。暴力を振るう手をもつ男性もいれば、君を優しく受けとめてくれる手をもつ男性も必ずいます。どうか、その手をとって幸せになってください。たくさん涙を流した君だからこそ、これからの日々を笑顔で幸せに生きていってもらいたいと、先生は心から願っています。

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