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「美容師」を理由に彼女に振られてしまいました
先生は、君たちに婚活のいろはを伝える今の仕事に誇りを持っています。君たちの中にも、先生のように自分の仕事に熱意をもって取り組んでいる人も多いでしょう。でも、もしその職業が結婚を妨げる原因になってしまったら、どうしますか?
今日もまた、仕事を理由に振られてしまった美容師の男性から悩み相談が届きました。意外かもしれませんが、美容師は女性から「結婚したくない」と敬遠されてしまう職業だったんです。何が女性を不安にさせるのか、そして安心させるためにはどうすればいいのかを先生と一緒に考えていきましょう。
相談者:30歳男性
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結婚を考えていた女性と「職業」を理由に破局
婚八先生、聞いてください。先日、結婚を考えていた彼女に振られてしまいました。その理由が、なんと僕が「美容師」だからだと言うんです。彼女曰く、女性と接する機会が多い職業なので、自分より若くて可愛いお客さんがいると思うと、不安や嫉妬で疲れてしまったとのこと。
確かに、毎日多くの女性客とやりとりをしますし、呼び込みやカットモデルの依頼として街で声をかけることもあります。同僚の中には、女性にモテそうな職業だからと美容師を選んだ人がいるのも事実。ですが、毎日多くの女性と出会いながらも、結婚したいと思ったのは彼女だけでした。
僕は美容師という仕事に誇りを持っているので、これからも続けていきたいと思っています。けれど、結婚を考えていた彼女に職業が原因で振られてしまい、今後どうしたらいいのか、わからなくなってしまいました。ショックが大きすぎて、また出会いがあったとしても「美容師」という職業がネックになるのでは?と不安で仕方ありません。
仕事に熱意を持って取り組まれている婚八先生、こんな僕にアドバイスをお願いします。
美容師は女性を不安にさせる要素がたくさん?安心させる努力をしよう
悩みを打ち明けてくれて、ありがとう。誇りを持って取り組んでいる仕事を理由に振られてしまったのは、とてもつらかったと思います。先生も、若い頃は「私と生徒、どっちが大切なの?」と女性になじられたこともしばしば…。どちらも大切に思っていたので、その一言を投げられたのはもちろん、口にさせてしまったことが本当につらかったですね。
女性と接する機会の多い美容師だからこそ、ヤキモチをやいてしまう彼女の気持ちもわかります。女性にモテる職業というイメージがある美容師ですが、意外にも「付き合いたくない職業ランキング」2位にランクインしているんです。女性を遠ざけてしまう原因を、先生と一緒に見てみましょう。
美容師=モテるは都市伝説!?付き合いたくない職業2位にランクイン
はい、注目!美容師という職業が女性を遠ざけてしまう原因になるのは、ズバリ「遊び人」のイメージが強いからだそうです。話し上手な人が多いため、女性慣れしている=チャラい印象を与えているのかもしれませんね。また、同僚やお客さんに女性が多いという職場環境も「嫉妬してしまうかも」と不安にさせてしまうそうです。さらに、美容に詳しいからこそ、付き合っている彼女に関しても「あれこれ口を出されたらイヤ」という声も聞こえてきました。
君たちの中には「一途さをアピールすれば何とかなる」「プライベートでは美容に口を出しません!」と
思った人も少なくないでしょう。甘い!「君だけだよ」「ありのままの君が一番」という言葉だけで満足できるほど、女性は夢見がちではありません。実は、女性を遠ざけてしまう原因は、もう1つあります。それは「収入面」。思わず、ドキッとした人もいるかもしれませんね。愛はお金では買えませんが、愛だけじゃ生活できないのが現実です。
国家資格を取得している美容師ですが、厚生労働省の調査によると平均年収は284万円です。同じ国家資格である弁護士や医師が1,000万円を超えているのに対し、かなりの格差があります。ちなみに、サラリーマンの平均年収は514万円。この数字を見ていると、女性が収入面を不安視してしまう気持ちも理解できるのではないでしょうか。
だがな、収入面に関しては、先生がこうして説明せずとも、誰よりも君たちが実感していると思うんだ。それでも、美容師という仕事に誇りをもって取り組んでいる君たちの熱意を、先生は評価したい!そして、それが結婚への足かせになってほしくないと心から思っています。
君の技術は一生の財産!胸をはってネガティブイメージに打ち勝とう
ほかの国家資格の職業に比べて、美容師の年収は低いと伝えました。それでも、君たちが学校に通って取得し、今も日々磨き続けている技術は、何にも変えられない財産です。進化を続けている美容業界にいるからには、時代の流れについていくための成長が欠かせません。毎日の頑張りが伝わる君の姿は、先生にはとても輝いて見えます。そして、先生と同じように思ってくれる女性は、きっといるはずです。そんな女性が現れた時「収入面が…」と不安にさせないよう、しっかり将来設計を考えておきましょう。
サラリーマンとは違って定年がなさそうな美容師ですが、実際は40歳がターニングポイントだと言われています。一般企業と違って勤続年数と収入が比例しない美容師は、40歳になると離職率がグンと上がってしまうそうです。美容師を辞めるか、独立して経営者になるかを選ばなきゃいけなくなるわけですね。もしくは、美容学校の講師になるという道もあります。
「独立するためにマネジメントを学ぶ」「講師ができるよう、指導力をつけていく」など、将来についてしっかり考えている姿を女性にアピールしましょう。ただ「この仕事が好きだから、続けていきたい」というあいまいな将来設計だと、女性を不安にさせてしまいます。結婚は、君だけの人生ではありません。女性が「この人についていっても大丈夫!」と安心して、生涯を共に歩めるパートナーになれるよう今からしっかり将来を見据えておきましょう。
先生は、仕事もプライベートも頑張る君の味方です。いつか素敵な女性と結婚できたときには、ぜひまた報告にきてくださいね。そのときは、先生のトレードマークであるこの髪を君に託しましょう。いい報告が聞ける日を、髪を長くして待っていますよ。